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確認できた正しい方向性=若年層からの育成も課題に〔五輪・サッカー〕(04.08.21)

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 サッカー女子の日本は、20日の米国との準々決勝に敗れて4強入りを逃した。しかし、五輪初勝利、1次リーグ突破と、健闘と呼ぶにふさわしい戦いで、強化の方向性の正しさは、しっかり確認された。

 昨年のW杯以降、体力差を埋めるため、4バックのDFラインでよりコンパクトな守備からのボール奪取を目指した。それは、4強入りした強豪スウェーデンを完封するなど十分に機能したと言えよう。

 もちろん、課題も見えた。ナイジェリアのような身体能力の高いチームに、個人の力で崩された面はあったし、米国戦は際どい場面での判断のミスが勝敗につながった。「技術面はもちろん、90分間走り負けない体力を、個人でレベルアップする必要がある」とMF沢は言う。

 体力強化という点では、上田監督の下でも、かなりの成果があった。ただ、個々のレベルではある程度の限界もある。今後は、より長身で、身体能力の高い選手をいかに発掘、育成できるかという点にも目を向ける必要がある。

 日本サッカー協会は「スーパー少女プロジェクト」と銘打って、女子若年層の有望選手のスカウト、育成に着手し始めた。その意味で、女子サッカーの魅力を広い層に伝えた「なでしこジャパン」の功績は、将来への確かな礎になったはずだ。

[時事通信社]
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