8月25日(水)J2 30節 札幌 vs 福岡(19:00KICK OFF/札幌厚別)
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福岡とともに昇格レースを競っている仙台の強化・育成部門の関係者は、最近の福岡のサッカーについて、「前線に2人残して、あとは相手にスペースを与えないよう、しっかりポジションを固めている」と評していた。札幌・柳下監督もまた、「J2でチーム全体としてのバランスが最もいいと思うのは、福岡と山形」と語っている。
J2降格後3シーズン目を迎え、念願のJ1再昇格に意欲を燃やす福岡の昨今のテーマは、選手間の規律を維持して、無失点で勝ち抜くこと。8月に入ってから第25〜27節と無失点での3連勝、第28節・首位の川崎F戦は3失点で敗北したものの、前節の第29節・仙台戦では、終盤まで緩まず無失点で切り抜けて、ロスタイムでPKをものにして1対0で勝ち抜いた。相手に簡単にやられないサッカーを実行できている。そうした中で最下位・札幌を相手に、昇格争いをしているチームとの対戦と同等の、スペースを与えずツメのしっかりしたやり方を貫くか。あるいは対戦相手との個の力の差をもって圧倒的に押しまくる展開を目指すか。
一方、札幌の今季日程は第1から第4クールに至るまで、京都戦の次には福岡戦が訪れるという、強敵が続くスケジュールが組まれている。「そういう意味では(京都戦で)予習ができている」と柳下監督。一層気を引き締めてかかるというモチベーションは、京都戦を経ることで高められている。
第2クールでのこの対戦(7月10日・博多球)では、中盤やサイドバックがサイドを幅広く使って攻め上げる福岡の戦術に備えて、札幌のボールサイドにいるウイングバックの選手はいち早く最終ラインに溶け込み、横と後ろのスペースを潰すという守り方で対応した。今回の福岡は左サイドのアレックスが前節に続き出場停止と選手構成が前回とやや異なるが、前節、左サイドに入った宮本の速さを柳下監督は評価しているようで、今回もサイドをワイドに使う展開に特に注意を払う模様だ。
第2クールでは福岡が札幌のGK、DFをサンドバック状態で攻めながらも得点には結びつけられず、ワンチャンスをものにした札幌が1対0で勝利。終了後の博多球では、14連敗から脱出したアウェー・札幌サポーターのスタンドの片隅での歓喜と、最下位からの勝ち点3を取りこぼしたホーム・福岡がバック、メイン席のスタンドから挟み撃ちでブーイングを浴びるという対照的な光景が見られた。福岡がこの1ヵ月半前のことを覚えていて、リベンジという意欲を持って札幌・厚別に乗り込むのだろうか。
迎え撃つ札幌は、試合によってはキックオフから15分程度は勢いよく押していけるという展開もできている。立ち上がりで試合の優位をつかんで早いうちに先制するか。あるいは第2クールの博多球のようにこらえにこらえて、ワンチャンスにかける展開へ持ち込むことになるか。
以上
2004.08.24 Reported by 永井謙一郎
J’s GOALニュース
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