8月25日(水)J2 30節 川崎F vs 京都(19:00KICK OFF/等々力)
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優勝に向けて階段を駆け上る川崎Fの、強さを示すデータがある。ここまで14戦してきたホームゲームの全てで勝利を収め、きっちりと勝ち点3を手にしてきているのだ。これだけ圧倒的な数字を残せているのも、攻守に渡ってバランスが取れているからで、ホームゲームの14試合で積み重ねた得点は42点に上り、得失点差は実に+34点という数字が残っている。15試合を終えたアウェイゲームでの得点がおよそ半分の27得点。得失点差になると、ホームでの数字の約3分の1の+13点にとどまっているという事実からも、ホーム等々力での強さを理解してもらえるのではないかと思う。
そんな等々力で、次節川崎Fが迎え撃つのが京都だ。J2には不釣り合いな圧倒的な攻撃力を有しながらも思わぬ苦戦が続いた京都は、ご存じの通り18節から柱谷幸一氏を監督に指名して巻き返しを図ってきた。柱谷体制になって以降の12試合で負けたのは2試合のみだが、そのうちの一つは川崎Fを相手にしたもの。柱谷監督としてみれば、前回の対戦で喫した黒星をこの対戦で取り戻しておきたいところだ。
京都は、川崎Fと違ってアウェイゲームのほうが獲得した勝ち点が多くなっている。それが即座にアウェイでの勝負強さにつながるとは言えないが、この対戦で意外な結果が出る可能性が全くないとは言い切れない。
川崎Fが開幕以来続けてきた引き分けなしの記録もシーズン中に途切れている。連続無失点試合も、連勝記録もそうだ。記録はいつか破られるものだという事を考えれば、この試合で京都が勝ち点を手にする可能性が全くないとは言えない。そんな京都に有利に作用すると思われるのが、川崎Fの守備の要の1人である箕輪義信が出場停止を受けているという点。川崎Fは21節の横浜FC戦で完封勝利を収めて以来8試合連続で失点が続いており、そもそも守備に不安を持っていた。そうしたチーム状態の中での箕輪の欠場だ。これは痛い。京都が先制する展開に持ち込めれば、よりおもしろい試合が期待できそうだ。
もちろん京都に死角がない訳ではない。柱谷監督への監督交代で守備面での安定性は高まったといえるが、もともと柱谷監督が目指しているのは運動量が要求されるプレッシングサッカーであり、夏場には不向きだという点。実際、前節には最下位札幌を相手に2失点を喫するなど、守備面での不安が顔を見せている。
お互いに有利なデータと不利なデータを持ちながら試合に臨んでおり、だからこそ、激しい点の取り合いが期待できる。前節ハットトリックを決めたジュニーニョを筆頭に川崎Fの得点力はいうまでもないが、京都も前節で崔龍洙がハットトリックを達成しており、両チームのエースがともに調子を上げてきている。
水曜日の開催という事で試合間隔が短い事が気になるが、それはチーム全体のパフォーマンスを深刻なレベルで低下させるほどには影響しないだろう。猛暑も和らぎつつあり、気象条件という面でも過酷な状況からは脱しつつある。お互いに攻撃力を持つチーム同士の対戦は、見る価値は十分。両チームのサポーターはいうまでもないが、他チームのサポーターのみなさんも、仕事を早めに切り上げて足を運んでみてはどうだろうか?
以上
2004.8.24 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
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