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【J2:第34節 仙台 vs 鳥栖 プレビュー】鳥栖のマンマークディフェンスを仙台FWが突破できるか?!(04.09.19)

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9月19日(日)J2 第34節 仙台 vs 鳥栖(14:00KICK OFF/仙台)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 ここ数日の間に、仙台の街は急激に「秋の気配」に包まれ始めている。日没がかなり早くなり、夕方ともなると、半そでだけでは少々辛くなることもしばしば。こと試合においても、タオルマフラーを汗を吸い取るためではなく、マフラー「本来の」機能である防寒着として使い始める季節がやってきた。

 それに合わせるかのように、第34節となる今回の仙台対鳥栖の試合も、仙台のホームゲームとしては6月5日の第16節、対札幌戦以来の昼間開催となっている。

 寒さの到来と昼間開催の再開。J1への昇格争いを戦う(戦うことのできる)クラブにとっては、これこそすなわちラストスパートを告げるゴングに他ならない。J2は今節から、第4クールがスタート。戦いは寒さに比例し、その熱を帯びてゆく。

 序盤の不振と時折見せる取りこぼしにも関わらず、昇格争い全体における星の潰しあいもあり、仙台は何とかこの第4クールまで昇格争いに名を連ね続けることができた。第33節を終えた段階で、プレーオフ枠の3位まで勝ち点5差(しかし仙台は得失点差の負債が大きく残っているため、事実上勝ち点差は6と考えた方が良いかもしれない)は、希望を持ち戦い続けるには申し分ない数字である。
 
 だがここにきて、仙台は特に前線の陣容に暗雲が立ち込めだした。前線の高さを支えていた中原が前節札幌戦の中で、古傷である右第5中足骨を再び骨折し今季絶望。ファビオ ヌネスも肩の不調を訴えれば、さらには大柴までもが負傷、練習でもメンバーに入ったり外れたり…という状態なのだ。佐藤と萬代というレギュラークラスの選手に、上り調子のユース出身、西を加えたとしても、FWの台所事情はなかなか苦しいものがある。
 
 そのせいかここ数日の練習では、佐藤と萬代の2トップにシルビーニョをトップ下へと持っていき、ボランチに梁を入れる、あるいは佐藤と大柴で前線を組み、トップ下には財前を配するなど、中盤も含めた前線の顔ぶれにおいて様々なパターンを試しているのが見えた。この試行錯誤は大柴の体調等も考慮しながら、おそらく試合前日まで続くものと思われる。
 
 この仙台の攻撃陣を迎え撃つのは、もはや今季の鳥栖の代名詞と言っても過言ではないマンマークディフェンス。守備陣全体で多少上背を欠くものの、平面における粘りのマーキングで、相手攻撃陣にハイボールを活かすきっかけすら与えない。セットプレーにおける少々のもろさは気になるが、それでもこのソリッドな守備戦術は計算できる。

 またここでは、鳥栖の攻撃における特徴にも触れたい。マンマークという明確な役割を各々に課す守備とは対照的に、鳥栖のカウンターアタックを表現する言葉として最も適当なものはおそらく「奔放」か。前線に飛び出していく鳥栖の攻撃陣は一見無秩序とも思えるような大胆な追い越しやポジションチェンジに打って出る。

 前回のこの対決でも、鳥栖のこうした攻めは仙台を大いに苦しめた。第4クールに残された6試合のホームゲーム全てで勝ち点3が求められる仙台だが、勝利を追い求め過ぎるあまりに前がかりになるのは、この鳥栖という相手に対する上で大変危険なことである。

 とはいえ仙台は前に進むしかない。どんな内容であれ、もう引き分けでは誰も納得させることはできないのだ。よって攻める仙台、それにより生まれた布陣の亀裂を虎視眈々と狙う鳥栖という構図が予想される。

 試合こそ昼間開催となったものの、秋の仙台、太陽が傾きかけた途端に急激な温度変化を見せ、夕方にかけては一気に冷え込むことが予想される。観戦に訪れるサポーターは、手軽に羽織れる長袖の服、それも比較的厚手のものを用意しておいたほうが良いだろう。
 
以上

2004.09.18 Reported by 佐々木聡

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