9月23日(木) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第6節
G大阪 1 - 3 東京V (15:04/万博/17,874人)
得点者:'26 相馬崇人(東京V)、'51 平野孝(東京V)、'61 相馬崇人(東京V)、'78 山口智(G大阪)
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本日はG大阪の地元、吹田市民招待デーということで吹田市民1万人が招待された。また、選手やスタッフの子供たちが選手と共に入場するなど、ファンや吹田市民、家族などを含めた総勢、17,874人もの観衆が集まった万博スタジアムでの一戦。それら声援に後押しされるように、8分。FW大黒が、ゴール前中央で相手DFを背負いつつ、身体を反転させながらシュート。惜しくもGKの好セーブに阻まれ先制点とはならなかったものの、得点ランク2位につける実力をしっかりと見せつける中で、戦いの幕があける。
試合は序盤から両者共に、堅守から中盤で繋いでボールを運び、ゴールを狙うという試合展開。G大阪はMFフェルナンジーニョやMF二川がドリブルで仕掛けながら、FW大黒にボールを集めゴールを狙うが、これはこの日、リベロの位置に入ったDF林を中心とした守備陣が落ち着いて対応し、ゴールを打たせず。
更に、その堅守をベースにカウンター攻撃で畳み掛ける。特に、左サイドに位置したMF相馬からゴールチャンスを作り出す姿が数多く見られ、あわやゴールかと思われるシーンも。それが結果へと結びついたのが、26分。10分を過ぎたあたりから2〜3回、決定的なクロスボールを送り込んでいたMF相馬が、左サイドからドリブルを仕掛け、直接狙ったシュートは、G大阪のDFの頭上を超え、ゴール右上スミへ。まるで、吸い込まれるようにゴールネットを揺らした先制ゴールに、万博スタジアムが沈黙する。
先制後もスタイルを崩さず。堅守をベースにカウンター攻撃で追加点を目指そうとする東京Vに対し、G大阪も何とか追い付こうと、MFフェルナンジーニョらが果敢にゴール前へと抜け出しシュートを放つ場面が増える。それでも、全体的な運動量が少なく、動きに重ささえ感じるG大阪は、今ひとつ攻め倦ねる印象を否めないまま前半を終了する。
後半。G大阪はDF渡辺に変えて、DF宮本を投入。DFシジクレイをボランチに上げ、MF橋本を右サイドに。DFシジクレイを起点に攻撃への意識を高める一方で、前半、東京Vに幾度となく突破を許したDF相馬に対する警戒を強めてキックオフを迎える。
だが、またしてもゴールが生まれたのは東京V。51分。スローインからゴール前の平本、さらに小林大と渡ったボールをドリブルからそのままシュート。相手DFに当たったこぼれ球を、ゴール前に詰めていたMF平野が押し込んで2点目。MF家長に代えてFW中山を投入、攻撃の姿勢を見せるG大阪に対し、守備への意識を高めつつ、カウンター攻撃を効果的に展開する東京Vが嬉しい追加点を奪う。更に、61分には再び、MF相馬。FW平本が右サイドの勢いある突破からゴール前のMF平野へ。そのパスが、左サイドを走るMF相馬へ渡り、これをMF相馬が左足で決めて0-3。G大阪を一気に引き離す。
以後もG大阪はMF遠藤に代えてFW吉原を投入するなど、前線に厚みをもたせて反撃に出ようとするも、ゴールは78分の、MFフェルナンジーニョのFKにDF山口が頭であわせて奪ったセットプレーからの1点のみ。スタートから安定した堅守、速攻を展開していた東京Vに対し、流れの中からのゴールを1本も奪えないまま、1-3で試合終了。
前節に続き、まさかの大量失点を喫したG大阪は、これで2戦白星なし。一方、前節からのいい流れを持続して結果へと結び付けた東京Vは、久しぶりに万博での白星を奪取して2連勝。アルディレス監督の「今季のベストゲームの1つ」という言葉通り、内容の伴った結果を出すことで、残り試合への弾みをつけた。
以上
2004.09.23 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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