9月23日(木) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第6節
名古屋 5 - 2 C大阪 (15:03/瑞穂陸/11,113人)
得点者:'3 古橋達弥(C大阪)、'30 マルケス(名古屋)、'33 マルケス(名古屋)、'34 西澤明訓(C大阪)、'47 クライトン(名古屋)、'64 マルケス(名古屋)、'66 ジョルジーニョ(名古屋)
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両チーム併せて31本のシュート。そして7得点が生まれた『撃ち合い』を制したのは、ブラジル人トリオが大活躍したホームの名古屋だった。
名古屋は秋田が出場停止で、リベロに海本慶が復帰。そしてFWにはウェズレイ、マルケスというJ最強とも言われた2トップではなく、マルケス、ジョルジーニョという組み合わせ。ウェズレイが右太もも痛の影響で不振ということもあるが、8月21日の磐田戦(ヤマハ)で機能したジョルジーニョを再度起用した。ただしシステムは従来通りの3-5-2で臨んだ。
C大阪は当然と言うべきか、前節と同じ布陣。強豪・市原を破った流れそのままに、4-4-2の布陣。そして試合開始のホイッスルが鳴った。
C大阪・小林監督が「2点取ったまでは良かったが……」と口にしたように、序盤はC大阪ペースだった。開始わずか3分に、名古屋DF陣のミスから、MF古橋が右足でゴールネットを揺らした。この1点でさらに勢いづいたのか、大久保、西澤、古橋らが次々ときわどいシュートを放った。だが、決められない。すると勝利の女神は徐々に名古屋側へと動いていった。
前半30分にマルケスのPKで同点に追いつく。するとその3分後、またもマルケスがシュートコースを消しに来たDF上村、DF千葉、そしてGK伊藤をあざ笑うかのように、見事なループシュートを決めたのだ。1分後にC大阪は西澤のボレーシュートで追いつくも、ゲームはいつの間にか名古屋が支配していた。
「失点したけど、全然返せると思った。自信を持ってできた」(MF中村)、「先制されても慌てなかった」(MF吉村)の言葉通り、前半を2-2で終えるも、名古屋は自信満々だった。ネルシーニョ監督の「この試合は絶対、勝つんだ!」という檄(げき)に答えるような、怒とうのゴールラッシュが始まろうとは、C大阪は世にも思わなかっただろう。
後半2分、中村のクロスにMFクライトンが左足で合わせ、名古屋がまずは勝ち越す。すると同19分にはまたもマルケスだ。海本幸のクロスに右足で併せ、来日初のハットトリックを決めた。そしてとどめはジョルジーニョ。同21分に来日初ゴールを記録した。この頃にはC大阪側は完全に意気消沈。大久保のシュートも枠を大きく外れるようになり、勝負あった。
「ハットトリックはラッキー。今日はチーム全体が辛抱強く戦ったよ」とはマルケスの言葉。「とても大きなゴールだった。そして勝利だった」とはクライトン。ジョルジーニョは「勝利に貢献でき満足」。名古屋の新ブラジル人トリオは、みな結果を残し満足げ。ネルシーニョ監督も「ジョルジーニョは大分戦も使う」と、この組み合わせで次節戦うことを示唆した。
GK楢崎は「Jで常に勝ち続けるのは難しい。浦和は強豪とまだやっていない。僕たちはまだ2敗。勝ち続けていけば」と言う。確かに名古屋は再び5位に浮上。磐田、横浜FMに連勝した後、そのまま勢いにのれなかったが、上位陣が取りこぼしたおかげで、チャンスが訪れたようだ。
一方、C大阪はやはり不安定さを露呈した。攻撃陣は破壊力あるが、一度崩れると修正できない守備陣の立て直しが、急務であることを露呈してしまった。
以上
2004.09.23 Reported by 島田明
J’s GOALニュース
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