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【J1-2nd:第6節 横浜FM vs 神戸 レポート】両チームにとって「勝てた試合」。結果は痛み分けのドロー(04.09.24)

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9月23日(木) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第6節
横浜FM 2 - 2 神戸 (14:02/国立/16,635人)
得点者:'15 坂田大輔(横浜FM)、'30 安貞桓(横浜FM)、'61 播戸竜二(神戸)、'82 和多田充寿(神戸)
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またしても横浜FMが数的不利に苦しんだ。退場者を出し、勝てる試合をみすみす手放したのは2ndステージに入ってこれで3試合目。しかもこの日は2人の退場者だ。試合後、一発退場のレッドカードが二枚も出されるというジャッジに納得がいかない表情を浮かべる選手もいた。しかし岡田監督は「いいゲームをしていたのに、それを自分達で壊してしまった。自分自身を許せない気分だ」と反省を口にした。

試合は予想通り、開始から横浜FMが圧倒的にボールを支配し、横浜FMペースで進む。対する神戸はこの日、3バックで試合に臨み、5試合ぶりの先発となったDF土屋が横浜FMのFW坂田をマンマーク。FW安はDF北本が抑えにかかり、この2トップに仕事をさせまいと食い下がる。両チーム集中した立ち上がりとなった。

しかし15分、先制はやはり横浜FMだった。DF中西の中央からのロングボールを裏へ抜け出したFW坂田が右足でワントラップし、ボールをコントロールして右足で浮かし球のシュート。決めた坂田が「監督がボールを持ったらFWを見るという意識を徹底させているからこそ生まれたゴール」だというその言葉通り、続く30分には今度はボランチ上野からのロングボールにFW安がDFの裏に抜け、こちらもGKの頭を越える浮かせたシュートという、殆ど同じ形で追加点。ここから神戸もシュートへの意識が高くなり、前半終了まで幾度もチャンスを作っていくがゴールには至らなかった。

後半に入って神戸・ハシェック監督は「もっとシュートを打て」と選手達に指示。その神戸に追い風が吹いたのは51分。横浜FMのDF栗原が、小競り合いのあと神戸の選手を両手で押し一発レッドで退場処分。ちなみに憮然としてピッチを去る栗原にとって、この日は今季リーグ戦初スタメンとなる大事な試合だった。

これで数的優位に立った神戸に61分、待望のゴールが生まれる。「高いDFがいるのでどう外して(球を)もらおうかずっと考えていた」と言うFW播戸が絶妙のタイミングで動き出して打ったヘディングシュートが決まり、1点差。横浜FMは、1人少なくなり苦しい状況だが、それでも守備からカウンターのチャンスを狙い続けた。

ところが72分、2人目の退場者が出る。途中交代でピッチに入っていた横浜FM久保が、ボールの無い所で相手DFにラフプレー。栗原と同じくレッドカードを出され、横浜FMは9人でのプレーを強いられることになった。加えてその直後、神戸・薮田がPKを獲得。これで同点か、という雰囲気がスタジアムに漂うが、これはキッカー播戸のシュートをGK榎本が執念ではじきゴールならず。

しかし横浜FMサポーターがホッとしたのも束の間。82分、投入されたばかりの神戸FW和多田が右からのサイドチェンジのボールを受け、果敢にゴールに向かい放った右足シュートが決まりとうとう神戸が同点に追いついた。この時既に試合終了まで残り10分程。ここからはゴール前を固める横浜FMに対し、神戸はゴール前にクロスを放り込み続け、なんとかもう1点を取ろうと躍起になる。が、「もう少し攻めに工夫が必要だった」とFW和多田が振り返ったように、繰り出されるクロスはことごとく相手DFにはね返される。神戸の焦燥感が募る中、無情にも笛が鳴り、目まぐるしい展開となったこの試合は結局2-2のドロー。勝ち点1ずつを分け合う事となった。

試合後の選手達の表情は一様に複雑だった。「勝てた試合」という意識は両チームにある。しかし、一方は最後は9人で戦い、もう一方は前半から走り続け、まさに死闘の中でもぎとった勝ち点1になんとか意義を見つけようとしていた。少なくとも神戸は「横浜FMから勝ち点1」の最低限の目標を達成した。

そして横浜FMは、浦和とG大阪が揃って敗戦し、市原の台頭で順位は落としたものの(市原3位、横浜FM4位)首位との勝ち点差は縮まった。現時点では結果だけを見るとそう悲観するものではない。とにかく切り替えなくてはいけない。中2日で次の試合がやって来る。

以上

2004.09.23 Reported by 高木聖佳


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