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【J1-2nd:第6節 磐田 vs 柏 レポート】両チーム共初勝利ならず。スコアレスドローの結果でも手応えの違いあり(04.09.24)

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9月23日(木) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第6節
磐田 1 - 1 柏 (19:03/ヤマハ/11,505人)
得点者:'28 名波浩(磐田)、'44 玉田圭司(柏)
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 どちらにも勝つチャンスはあったが、どちらもそれをつかむことはできず、セカンドステージ初勝利は共にお預け。しかし、残った手応えはそれぞれのチームで微妙に異なっていた。
 
 磐田のほうは、「またちょっと元に戻ってしまった」と磐田のDF鈴木が思わずもらしたように、良い内容を見せた前節鹿島戦の前半からは一歩後退した内容。スタメンは、出場停止の前田に代わって西野が入った以外は前節と同じ。ちなみに磐田は、ちょうど中山と服部が誕生日を迎え、先発の平均年齢は29.27歳。さらに先発メンバーの通算出場試合数を平均すると、なんと202.0試合と200ゲームを超える(同じく全員日本人の柏は、121.8試合)。

 そうしたベテラン主体のチームに中4日の試合の影響が出たとは思いたくないが、磐田は全体的に前節ほどの動きがなく、また前田がいないことで前線でのキープ力も欠いて、引き気味の布陣からカウンターを狙う柏に対して、前半はなかなか効果的な攻め崩しができない。
 
 一方の柏は、メンバーは前節とまったく同じで、4バックに変更して2試合目。こちらも前節である程度良い手応えをつかんでおり、早野監督は「最低でも前節と同じレベルのゲームを」と選手たちを送り出したが、立ち上がりから気持ちの入ったプレーと積極的なプレッシャー、そして鋭いカウンター攻撃を見せ、そのノルマは十分に果たした。
 
 しかし、内容とは別に先制したのは磐田。28分に相手DFのクリアボールから名波が左足で目の覚めるような豪快なボレーシュートを叩きこみ、実に12試合ぶりに先制点を奪うことに成功した。ここまで11試合連続で相手に先制を許してきたという悪い循環を抜け出し、これで勢いに乗るかと思われたが、そうはいかないのが今の磐田。一時はペースをつかみかけたが、チームのリズムを取り戻すところまではいかなかった。
 
 逆に柏のほうは、「いつもなら下を向いていたところだけど、やらないといけないし、相手を恐れていてもしょうがない」(明神)というように、選手たちはまったくひるむことなく自分の仕事に集中した。そして44分に、ボランチの大谷の飛び出しから福西のファウルを誘い、PKを得る。これを玉田が冷静に決めて、前半のうちに同点に追いつくことに成功した。

 後半は、初めのうちこそ前半と同じような展開だったが、16分にコンディション的な問題で先発から外していたグラウを鈴木監督が投入すると、流れが大きく磐田に傾き始める。グラウは前後左右のスペースに積極的に動いて相手に揺さぶりをかけ、疲れが出始めた柏のDFラインがズルズルと下がって中盤にもスペースができて、磐田がボールを支配。とくに右サイドの河村がタイミング良く裏に飛び出して、19分、24分、36分と3回大きなチャンスを作るが、いずれもGK南に止められる。その他にも32分に福西、38分に西野と良い形でシュートを打つが、どうしても2点目が奪えない。
 
 それに対して柏のほうは我慢のサッカーを続け、じっとワンチャンスを狙っていたが、それが42分に実った。カウンターから玉田が右サイドできれいに田中をかわしてフリーで駆け上がり、中央の羽地に折り返す。羽地は完全にフリーになっていたが、シュートを焦って枠を外し、絶好のチャンスを逃してしまう。その後は、どちらも決定機を作れず、そのまま1-1でタイムアップ。
 
 両チームともセカンドステージ初勝利を逃す結果となったが、試合後により前向きな言葉を残したのは、サポーターも納得の戦いを見せた柏の選手たちだった。逆に、中山と服部の誕生日を祝うことができなかった磐田は、中2日でピッチ状態が悪いと言われる神戸での試合が待っており、磐田らしいサッカーを期待するサポーターが納得できるようになるには、まだ少し時間がかかりそうに見える。
 
以上

2004.09.24 Reported by 前島芳雄

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