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【J2:第36節 水戸 vs 川崎F プレビュー】昇格(内定)、そして優勝に王手の川崎F。水戸はホームで意地を見せたいところ(04.09.25)

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9月26日(日)J2 第36節 水戸 vs 川崎F(19:00KICK OFF/笠松)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 前節札幌に敗れ、6月19日の第18節以来3ヶ月勝ち星のない水戸。一方、ここまで安定した力を発揮し続け2位以下を大きく引き離し、J1昇格(内定)、そしてJ2リーグ優勝に王手をかけている川崎F。このカードの焦点は、否応無しに川崎Fが昇格(内定)を決めるのかという点に絞られる。
 
 第33節、第35節と自力で、しかもホームで昇格(内定)を決められる状況にあったにも関わらず、あと一歩決めきれなかった川崎Fだが、水戸にはここまで3戦全勝、当然ながら勝って昇格(内定)濃厚という見解が一般的だろう。しかしながら、ホームチームの意地を見せてもらいたいと願う人たちは、水戸サポーターはもちろんのこと、それ以外にも大勢いるに違いない。「水戸よ、最後まで喰らいつけ」と、凛々しく戦う姿勢を求める思いが、多くのサッカーファンの胸の内に芽生えているのではないだろうか。

 何とかして勝ちたいという思いは、水戸の選手全員から伝わってくる強烈なものだ。「とにかく勝ちたい」これは選手たちの合言葉のように聞かれるし、日々の練習へ込められた気迫も相当のもの。しかしながら「勝てない」という状況が続き、思いと現実とのギャップから抜けきれず、もがき苦しんでいるというのが現在のチーム状態であろう。
 
 今季4度ある勝ち試合を振り返ると、チームコンセプトの「しっかり守って、シンプルにオープンサイドを使う」ということが徹底して体現できたゲームということが共通してうかがえる。1年間育みトレーニングしてきたチームコンセプトを疑わず、ただひたすらに勝利に向かう姿勢を見せてほしい。勝つための最大の課題がリーグワーストの得点力だが、体を張って攻撃の基点になれるFW小林、磯山や、各チームがマークをきつくし一目置かれている俊足の樹森など、前線のタレントは上位チームにも引けを取らない。途中加入のMF永井とDF森田もチームにフィットし始めているし、DF磯崎も戦列に復帰し期待通りの安定したパフォーマンスを見せている。ここに来て明るい材料も揃ってきただけに、サイドのスペースを早いタイミングで突く水戸らしいゲームを展開できれば、すっきり昇格(内定)を決めたい川崎Fに煮え湯を飲ますことも不可能ではないはずだ。
 
 川崎Fに関しては、チームや選手個々の力、展開しているサッカーの質など、現在の順位・状況を考えれば四の五の言うところではない。どのようにボールを運べばゴールにつながるのか、どうすれば失点しないのかということが、チーム戦術としてしっかり確立されているし、厳しい局面を打開できる個人の能力も頭ひとつ抜けている。安定した揺るぎないパフォーマンスを第3クールまで確実に発揮し、後続が影を踏めないところまで着々と勝ち点を積み重ねた今季は「流石」というべき。
 
 現在やや足踏み状態になっているが、どんなに力のあるチームでも、第44節という長丁場のリーグ戦を考えれば、勝ちきれない時期があるのはごくごく当然のことで、その時期がたまたま昇格(内定)がかかったこの時期と重なったに過ぎないような気がする。むしろ、今回のように修正すべき時期があることが、チームにとってさらなるプラスと前向きなモチベーションを生み出すきっかけになることも事実。今後、もうひとつ上の領域で戦うための準備期間が取れたと考えれば、「貴重な足踏み」だったのではないだろうか。ここ3試合、昇格(内定)が留保されたことにより、選手たちは吹っ切れた気持ちでゲームに臨むであろうし、なんとなく昇格(内定)を決めるのではなく、川崎Fらしい最後まで勝ちきる試合を展開してほしいと切に願う。

 水戸の意地と王者の貫禄。五分の精神力でぶつかり合う『感動を呼ぶゲーム』を期待したいし、順位や昇格に関係なく今シーズンのベストバウトと評されるような、そんなゲームをサポーターは期待している。
 
以上

2004.09.25 Reported by 堀 高介
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