9月26日(日)J1-2nd 第7節 柏 vs 市原(19:00KICK OFF/柏)
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19日のC大阪戦では大久保ひとりにやられてしまい、今季初の無得点で0-3と完敗した市原。しかし23日の大分戦では敗戦のショックを感じさせない試合運びで2-0と勝利を収めた。第6節では、首位浦和とG大阪がともに初黒星を喫し、横浜FMも引き分けと上位陣が軒並み足踏みを強いられたことで、優勝戦線が混迷の様相を呈してきた。それだけに、市原としては柏との千葉ダービーを落とすわけにはいかない。
一方の柏にとっても、この戦いは重要な意味合いを持つ。11日のG大阪戦での惨敗(1-5)を受け、19日のF東京戦では過激な横断幕を掲げるサポーターとの間に不穏な空気が流れるなど最悪の状態だったが、その試合で「今日の柏は本当にすばらしかったと思う」と敵将・原監督が舌を巻く気迫を見せる。続く磐田戦(23日)でも立ち上がりから気持ちの入ったプレーを見せた。両試合とも勝ち星を得ることはできず、ここまで3分け3敗と、いまだセカンドステージ初勝利からは見放されているものの、下を向きがちな選手たちからは戦いにかける意気込みが感じられるようになってきている。柏はその気持ちが再び切れないうちに、勝利という目に見える形で自信を掴んでおきたい。
現在の状況を考えれば、市原優位なのは言うまでもない。オシム監督の「走るサッカー」が浸透している市原と、早野監督が形を模索している段階の柏とではチームとしての完成度が違う。チーム戦術の基本は同じくサイドアタックにあるが、それを見ても差は顕著。市原は意思統一のとれた鋭い動き出しから素早くサイドに展開し、アーリークロスでマルキーニョス、サンドロに合わせるというのが確立されている。対して柏は「シンプルなサイド攻撃」を目指しているが、思うようには機能していない。ここ2試合は4バックで臨み、ある程度の成果は出ているものの、サイドの連携は今ひとつで、玉田、増田などの個人に頼っている面があり、違った意味で「シンプル」になってしまっている。
守備の面でも、連動したプレスで積極的に前に挑み、奪っては素早く攻撃に転じる市原に対し、柏も前線からのプレッシャーが機能しているときもあるが、どうしても最終ラインが引き気味になって中盤が間延びすることが多い。また、市原はほぼベストメンバーを組めるが、柏はリカルジーニョ、ゼ・ホベルトが戦線離脱しているのに加え、今節は波戸も出場停止で欠いてしまう。現状を比較すると、やはり市原が主導権を握っていきそうだ。
それでも、柏に少なからず期待を持ってしまうのは、この一戦が千葉ダービーだからだろう。ファーストステージで相見えたときは、市原が前半から圧倒したが、柏は後半に入って相手のお株を奪う運動量で1点のビハインドを跳ね返して1-1の引き分けに持ち込んだ。走力自慢の市原相手に、柏は運動量で食らい付く気迫を見せたのだ。これにはオシム監督も「典型的なダービーマッチだった。柏もよく走った」と感心していたほどだ。
リーグ戦の対戦成績を見ると、2001年のファーストステージを最後に柏は市原に勝っていない。片や優勝を目指し、片や残留を目指す。両者の置かれている立場は180度違う。しかし、このダービーマッチにかける意気込みは同じくらい高いはずだ。ファーストステージのような激闘が再び見られることを期待したい。
以上
2004.09.25 Reported by スポマガ WORLD SOCCER
J’s GOALニュース
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