9月26日(日)J2 第36節 福岡 vs 京都(18:00KICK OFF/本城)
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シーズン前にはJ1昇格レースを引っ張ると思われていた福岡と京都が不振にあえいでいる。第30節に札幌を破って2位に浮上した福岡だったが、その後1勝4敗と失速。第35節を終えて2位につける大宮に勝ち点8差の6位まで落ち込んだ。一方の京都は第31節の大宮戦を2-1で制して第4節以来の2位の座に着いたが、その後は1勝1分2敗。4位とはいえ大宮には勝ち点で7の差をつけられている。ともにJ1への自動昇格権を得る2位以内に入るためには1敗もできない状況に追い込まれた。そんな両チームが本城陸上競技場(北九州市)での戦いに生き残りをかける。
ここまでの失点が33と、J2では川崎Fに次ぐ安定感を誇る福岡の課題は得点力不足だ。高い位置でボールがキープできないこと。攻め急ぐ攻撃陣が高い位置に上がったままで中盤に大きなスペースを作ってしまいパスがつなげないこと。バランスを崩した中盤では両SBがオーバーラップすることができず、得意のサイド攻撃にかげりが見えること等が、その原因になっている。思うように攻めの形を作れないからなのか、慎重になりすぎてシュートを打つべきところで打てないシーンも目立つ。
そんな福岡にとって、明るい材料と思えるのがエジウソンの復帰だ。25日のトレーニングで途中からレギュラー組の黄色いビブスをつけたエジウソンは、同じく黄色のビブスをつけた林のそばでバランスを取りながらプレー。キープ力の高いところも見せ復活をアピールした。フル出場は微妙だが、京都との試合で復帰する可能性は高い。もともと地力のある福岡だけに、高い位置でポイントさえできればチームバランスは整えられるはず。チームに漂う閉塞感を一掃してくれることを期待したい。どのポイントで起用するかは監督次第だが、できれば先発で起用してもらいたいところだ。
対する京都は、得点を挙げるものの失点も多いという出入りの激しいサッカーで、思うように勝ち星を重ねられずにここまでやってきた。柱谷監督は、守備の安定を図るために前節からシステムを3バックに変更したが、まだ安定感があるというまでには至っていない。また、ここ数試合は相手に対するプレッシャーの甘さや、ボールを持たない選手の動き出しの遅さ等、チームバランスの上でも課題を抱えており、自慢の攻撃力が生かせていないのも気になる。
それでも、崔龍洙、黒部光昭の2トップは他のチームにとって脅威であることには変りはない。この最大の武器をどうやって生かすかが京都のポイントだ。前節では、この2人にトップ下に入った熱田が絡んで攻撃の形を作ったが、ここへ中盤の選手が絡めれば、自慢の攻撃力を爆発させることは難しいことではない。前節の試合後の記者会見で、「点を取りに行くんだ、と叫ぶ位の奴がピッチにいてもいいのではと思うし、勝ちたいという姿勢を見せて欲しい」と柱谷監督は語ったが、1人、1人の選手が労を惜しまず、攻守にわたって厳しく、激しいプレーをすることが求められている。
後がない両チームにとっては、まさに今シーズンを決定付ける試合。ここで力を発揮できないようならJ1昇格レースに参加する資格はない。それは選手も自覚していることだろう。ポイントは崔龍洙、黒部光昭の強力2トップが安定感のある福岡のDFを崩せるかどうか、そして、京都の3バックの外側のスペースを福岡が攻略できるかどうかにある。勝つしかない両チーム。開始直後から激しく攻め合う試合が予想される。
以上
2004.9.25 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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