10月3日(日)J1-2nd 第8節 横浜FM vs 柏(15:00KICK OFF/横浜国)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
前節のC大阪戦を引き分け、横浜FMはこれで3試合連続の引き分けとなった。1stステージではそれぞれ勝ち点3を手にしていた相手(C大阪、神戸、広島)だっただけにこの結果は痛い。首位を行く浦和とは勝ち点で6差をつけられており、これ以上離されるわけにはいかない状況だ。それだけに現在最下位の柏戦は勝ち点を落とせない試合となる。
そもそも5節の広島戦から続く引き分けは、退場者や、それに伴う出場停止選手が発生した事が影響を及ぼしている。そこに柳想鐵やドゥトラ、久保竜彦のケガが加わって苦しいメンバー構成を強いられるという状況だ。リーグ戦は常にベストメンバーで戦えるわけではないが、そういう意味でいえば両ステージ優勝を狙う横浜FMにとっては今が試練の時だともいえるだろう。
そんな横浜FMの今節の対戦相手は柏だ。年間順位でも2ndステージ順位でも最下位のチームであり、確実に勝ち点3がほしい相手だ。しかし現実はそう甘いものでもなさそうだ。
というのも柏は早野宏史監督が就任してディフェンスが安定しつつあり、前節の市原との大切な千葉ダービーで2ndステージ7試合目にしてようやく無失点試合を達成した。柏の最終ラインは4枚だが、このラインが高すぎず低すぎないポジションを維持。ピンチの際にはボランチの下平隆宏が最終ラインに吸収されてディフェンスに動き回った。枚数をかければいいというものでもないが、下平の守備面での働きは大きな効果を生んでおり、堅い守備を見せていた。
柏の最終ラインだが、前節右サイドバックで出場の渡辺毅が退場処分を受けて今節は出場停止となる。しかし、前節は警告累積で出場停止だった波戸康広が戻ってくれば問題はないだろう。特に攻撃面では柏にとってプラスとなりそうだ。
気になるのは、柏のフラットな4枚のディフェンスに対して横浜FMが仕掛けてくる攻撃。安貞桓がポストとなり、ここに奥大介がフォローに入る。こうした一連の流れに対して坂田大輔が裏を狙って飛び出していく。この試合中は、そうした展開でスタジアムが沸く場面が何度か出てくるだろう。もちろん柏とすれば、いかにして横浜FMの典型的な攻撃を防ぐ事ことができるのかがポイントとなる。くさびのボールに対するファーストコンタクトとともに、奥に対する守備意識を常に高く維持しておかねばならない。
柏は横浜FMに対して、できるだけ長い時間無失点で引っ張りたいところ。玉田圭司、羽地登志晃の2トップが積極的に動き回って最前線から守備を仕掛けており、また2列目以降の選手たちも積極的に前からプレスを仕掛けている。チーム全体の守備意識は高く、ある程度失点を抑える事は可能だと考える。ただし問題は攻撃面での物足りなさだ。
仮に2トップにボールが収まっても、前節はそこに対するフォローが薄い傾向が見られた。玉田が前を向いたときにはチャンスが生まれるが、前を向く場所が遠すぎてしまって対応されやすい状況だった。そんな試合展開の中、前節は大野敏隆に代えて茂原岳人を投入した後に攻撃に厚みが出ていた。早野監督がこの試合で左サイドハーフの起用法をどのように考えているのか、注目しておきたい。
横浜FMとすれば確実に勝ち点3を奪い、4ステージ連覇に向けてリスタートしたいところ。年間順位で最下位の柏にとっては、まずは勝ち点を1つでも積み重ねたい試合だ。柏の積極的なプレスをパスワークでかいくぐり、横浜FMが押し込む。その間隙を縫った柏の攻撃が横浜FMゴールを襲う。そうした試合展開が予想される。
浦和を追走するためにも取りこぼせない横浜FMだが、徐々にチームとしての完成度を高めている柏は、侮れない存在になりつつある。
以上
2004.10.2 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
一覧へ【J1-2nd:第8節 横浜FM vs 柏 プレビュー】3試合勝ちのない横浜FM、最下位の柏、勝ち点を積みたい両チームの対戦。(04.10.03)















