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【J2:第39節 川崎F vs 仙台 レポート】仙台の慎重さを見逃さず、川崎Fが2-1で勝利(04.10.23)

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10月23日(土) 2004 J2リーグ戦 第39節
川崎F 2 - 1 仙台 (14:04/等々力/8,134人)
得点者:'0 マルクス(川崎F)、'60 セドロスキー(仙台)、'80 中村憲剛(川崎F)
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「立ち上がりは、精神的にちょっとビビっていた」とベルデニック監督が試合後に語ったように、守備を固めてカウンターという今シーズン初の戦術を試みた仙台の慎重さを王者・川崎Fは見逃さなかった。ジュニーニョが作ったチャンスをマルクスが決めたのは、ホイッスルが鳴ってからわずか40秒後の出来事だった。

だが、その仙台の試みが通じなかったわけではない。「引いてカウンターをする仙台に対し、取りにこさせるのか、うちがリズムをもつのか、どう対処するか迷いがみられた」(関塚監督)というように、先制点を奪った後は相手のカウンターを警戒したという側面もあるにせよ、川崎Fの追加点が生まれることはなかった。

試合が動いたのは、後半。仙台は、前節の湘南戦で初ゴールを決めた関口を投入すると、守備に徹した前半よりも攻撃にかける比重を増やしゴールへと向かう活力が生まれた。それが実ったのは、後半15分。セットプレーの流れからパスをつなぎ、関口が粘りをみせ折り返したボールに前線に残っていたDFセドロスキーが反応し同点に追いつく。

「同点になり、行こうという前向きな気持ちが出てきた」(関塚監督)川崎Fも攻めの意識が増し、お互いにカウンターを仕掛ける一進一退の攻防が続く。そのせめぎ合いに終止符を打ったのは、「14番が飛び出してくるのはわかっていたし、対策は立てていた」とベルデニック監督が悔やんだ川崎F・中村のゴールだった。

後半35分、交代で入っていた黒津がマルクスからのパスを受け、ゴールライン際で冷静に中をみる。「まだ近くにジュニーニョ一人しかいなかったし、わざとキープしました」という黒津の好判断が、中村が走りこむだけの「間」を生んだ。そして、トップスピードで走りこんだ中村にボールが渡り、勢いを活かして放ったミドルシュートは低い弾道で仙台ゴールへと突きささった。「クロ(黒津)がためてくれているのは分かってました。練習通り、イメージ通りです」(中村)

振り返れば、後半3分に関口がペナルティーエリア内で得たPKを佐藤がクロスバーに当て試合を振り出しに戻す好機を逸していなかったら、仙台にとっては違った試合展開もあったかもしれない。ただ、それは結果論である。「こういう試合を勝ちきれるのが今年の強さ」と伊藤(宏)が試合後に語った言葉と、「きょうの川崎Fに勝てなかったら、いつ勝てるのだろう」というベルデニック監督の言葉が端的に今日の対戦を表現しているように感じた。

以上

2004.10.23 Reported by 隠岐麻里奈

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