チームが発足し、今年で50年目を迎えた大塚製薬サッカー部は、創部50年という大きな節目にJリーグへの昇格を果たそうとしている。JSLや、1992年より始まった以前のJFLでも常に安定した成績を残してきた同クラブは、1999年にスタートした新JFLでも毎年着実に順位を上げ、遂に昨年は悲願の初優勝を飾ることとなった。
そして、今年も後期第9節時点で20勝3分1敗、勝ち点63で首位を独走している。前期は引き分けを挟みながらも連勝を続け、そのままの勢いで後期に突入したが、8月の中断期間を境に一転。中断明けYKK APとの試合(後期第6節)では0-3で完敗し、初黒星を喫してしまう。その悪い流れは天皇杯にも影響を及ぼし、2回戦から登場した大塚製薬は大学生を相手に再三のチャンスを作ったが、フィニッシュの精度を欠き、トーナメントから早々に姿を消すこととなってしまった。
今シーズンは夏頃からケガ人が続出したり、累積警告での出場停止が重なるなど、後期は前期に比べてベストメンバーが組めない試合が続いたが、リーグ戦・天皇杯での連敗以降、田中監督は「闘う気持ち」でチームを再生。登録メンバー全員で勝ち点3を積み重ねてきた。そして、前節(9節)からはベストメンバーが揃い、改めて連勝街道への軌道修正となった。
対するデンソーは現在リーグ15位と低迷している。大塚は前期で、デンソーを相手に前半2点、後半5点の猛攻で7-1と圧勝し、地力の差を見せつけた。しかし、調子は上向きとはいえ、完調とは言い難いだけに油断は許されない。
だが、負傷で一ヶ月弱離脱していた左サイドを努める片岡は前節から復帰。右サイドの大場は前節で2ゴールを挙げるなど活躍している。大塚製薬の代名詞ともなったサイド攻撃を担う両選手のプレーは要注目である。そして、このところ不調が続いていたストライカー・大島の得点力がどこまで爆発するかも見ものである。
今回の試合に勝てば、Jリーグ昇格の為の「原則JFL2位以内」という条件をクリアー出来る。Jリーグ昇格という文字も目前に見えているが、チームはJFL優勝・2連覇という大きな目標に向かって、全員で勝ち点3を奪いに行く。
以上
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