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【J1-2nd:第10節 東京V vs 清水 レポート】全ての面で上回った東京Vが4-0で完勝!(04.10.24)

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10月23日(土) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第10節
東京V 4 - 0 清水 (16:04/国立/12,653人)
得点者:'39 ウベダ(東京V)、'58 桜井直人(東京V)、'64 平野孝(東京V)、'78 ウーゴ(東京V)
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今季、「好不調の波が激しい」と評される両チームの戦いは東京Vの完勝という形で幕を閉じた。しかしこれは決して東京Vに偶然良い「波」がきたのではなく、まさに実力を見せ付けての勝利だった。

試合は立ち上がりから東京Vがボールを支配。ポゼッションサッカーは東京Vの十八番だが、この日は特に面白いようにボールが繋がり、絶え間なく清水ゴールを脅かす。

試合のイニシアティブをとるきっかけとなったのは、得点には至らなかったが、MF相馬とFW桜井の左サイドの崩しから。「両サイドの攻防が鍵」とそれぞれの監督が語っていた両チームだが、先に東京Vが左サイドからの仕掛けが成功したことにより、清水の両サイドが下がらざるをえなくなった。これでDFラインがずるずると下がってしまい、中盤には東京Vのスペースが生まれる。このスペースを有効に使い、東京Vは立て続けにシュートを放っていった。加えて今日の東京Vはボールを奪われた後も素晴らしかった。何とか攻撃に転じようとする清水に対し、すかさず前線からプレスをかけ、中盤へと連動していく。結果、清水は前線にボールが入る前にあっさりとボールを奪われてしまう場面が続く。

この流れは切れることなく、スタジアムは「東京Vはいつ先制点を取るのだろう」というムードに包まれる。清水GK・西部の頑張りもあり、なかなかゴールを決めきる事ができなかったが、ようやく39分、CKからのボールをDFウベダが頭で叩き込み東京Vが先制。その2分後には森岡が2枚目のイエローで退場となり、清水はますます苦しい状況に追い込まれた。

後半、清水・石崎監督は、前線と中盤の繋ぎ役としてMF澤登をトップ下に配し、55分にはFWアラウージョを投入しリズムを変えようとするが、直後の58分、東京V・FW桜井に2点目を決められるという清水にとっては最悪の展開に。

以降はまさに東京Vのワンサイドゲームとなり、後半、東京Vが放ったシュートは実に23本。64分に平野が得点した後はサポーターから「もう1点!」コールが沸き起こり、78分、平野と替わって入ったMFウーゴがゴールを決め、そのサポーターの声に応えた。更に東京Vは手を緩める事無く攻め続けたが、結局4-0でゲームは終了となった。

「今季のベストゲームだった」と試合後の東京V・アルディレス監督。そして「触れておきたいことがある」と前置きし、特に好調な選手として「相馬、小林大悟、平本、森本」ら若手の名前を挙げた。中でも平本は得点はなかったものの、4得点中3得点に絡む仕事をし、守備にも奔走。自らを「影のMVPです」と冗談めかして評したが、誰も反論する者はいないだろう。小林大悟も運動量豊富に動き回り、同じく3得点に絡む活躍。途中出場のFW森本もまた清水DFを慌てさせる動きを見せ、相馬に至っては「現時点でのパフォーマンスは(日本代表の)三浦淳宏より上」とアルディレス監督に言わしめた。メンバーに定着しつつある若手のプレーは、集まった東京Vのサポーター達に勝利の喜びと同時に来季以降の東京Vに大きな期待を抱かせるものとなった。

当然、中盤まで下がっての守備、ドリブル突破と存在感を見せたFW桜井を始め、選手全員がそれぞれの役割を果たしきったからこその勝利。この試合で言えば東京Vが清水を「全ての面で上回っていた」(清水・石崎監督)のは間違いない。選手達も一様に満足の表情を浮かべ、どの選手も試合後は饒舌だった。「もともと中盤には自信がある。でもただボールを回すだけじゃなくてシュートまでいけるようになった」と小林大悟。FW桜井も「こういうサッカーが毎試合できればタイトルも目指せるチームになる」と、もう好不調の波に翻弄されることがないチームへの成長に手応えを掴んだ様子だった。

一方、「90分間殆ど何もできなかった(石崎監督)」清水はサポーターのブーイングを浴びた。被シュート数はGK西部が「これまで記憶がない」という30本。これで2ndステージ初の連敗となり、石崎監督は「次の名古屋戦までに修正したい」と話すのがやっとだった。

以上

2004.10.23 Reported by 高木聖佳

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