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【J2:第40節 山形 vs 横浜FC プレビュー】今季初めて大島不在で戦う山形は、トップと中盤の連携がカギ!(04.10.31)

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10月31日(日)J2 第40節 山形 vs 横浜FC(13:30KICK OFF/山形県)
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 ここまで39試合を消化した。両チームの失点を比べてみると、山形43に対して横浜FC44、負け試合の数も9対10でほとんど変わらない。しかし、ゴール数では山形52に対して、横浜FCは37。これこそが、まさに今シーズンの両者の18対8という勝ち数に、ひいては3位と8位という順位に反映されている。

 山形の得点源となっているのは、現在J2ゴールランキング日本人1位の大島。ここ3試合でも連続してゴールを挙げていた。しかし、前節に累積4枚目の警告を受け、今節は出場停止。山形は、大島がピッチにいないリーグ戦を今季初めて体験することになる。

 大島は前節の京都戦まで全試合、しかも3510分フルタイム出場を続けていた。これは他にゴールキーパーの吉原(川崎F)、菅野(横浜FC)、ディフェンダーの奥野(大宮)がいるだけで、途中交代の多いフォワードでここまで出場し続けたのは、得点ランキング以上に評価されるべき記録かもしれない。これは得点力だけではなく、前線と中盤をつなぐ役目もきっちりと果たしているためだ。

 それだけに、「大島不在」で迎える今節で、山形がどのような試合を見せるのか?

 そのひとつの手がかりは天皇杯の3回戦、沖縄県代表のFC琉球戦がある。この試合、疲労の溜まった大島を大事をとって休ませ、梅田−松田の2トップを組んだが、トップと2列目でなかなかボールがキープできず、2点を先制された後のVゴール勝ちという薄氷の勝利。改めて大島の存在の大きさを思い知らされる内容だった。これは大島に代わって出場する選手だけの問題ではなく、中盤の選手も、いままで以上にバイタルエリアを意識した攻撃が、山形にとって最大の課題となりそうだ。

 対する横浜FCは、課題である得点力不足解消に至っていない。前節は後半17分に一人退場した水戸を相手に0-1と、逆に1点を献上してしまった。ただし、シュート数は16本と打っている。「これはパターンの問題ではなく、一人ずつの能力の問題」とリトバルスキー監督も話しているとおり、決める場面で決めていれば、もっと楽な試合展開になり、勝ち点も違っているはずだ。

 ここ2節は、特別指定選手の久保田を先発に起用しているが、個人技で突破できるほど山形のディフェンスはもろくない。北村との2トップのコンビでマークを外し、瞬発系のスピードを活かしてラインの裏を陥れたい。もうひとつは、サイドでいかにスペースを作り、そこを突けるか。特に右サイドの臼井に、内田、早川が加わってクロスの起点を作り、攻撃のリズムをつかみたいところ。

 今季の両チームは3試合連続ドロー。前回の対戦では0-0だったが、シュート数は17対9。山形が永井と大塚、横浜FCがマシューと互いに中盤の軸となる選手を欠く中での試合となったが、内容で圧倒し、決定的な場面が数多く訪れたのは横浜FCだった。その対戦でも、横浜FCはゴール前を固めるだけでなく、山形がボールを奪った直後からしばらくは激しいプレッシャーを掛け、山形の展開力を削ぎ落とした。そこでもうひとつの見所は、山形がボールを奪った直後。つなぐサッカーを持ち味とする山形がゴール前までボールを運べるのか、横浜FCのプレスの網がビルドアップを阻止するのか。攻撃権が移動した直後の攻防は見応えがありそうだ。

 山形が逆転での2位昇格へ望みをつなぐためには、引き分けも許されない。大島を欠いた中で、どのようなサッカーを見せるのか。横浜FCは形になりつつある攻撃パターンを、得点という結果に結びつけたい。仙台の後ろ姿も見えている。J2で日曜開催はこの1試合のみ。出そろった他の5試合の結果がどのようなモチベーションにどのような変化をもたらすかにも注目してみたい。

以上

2004.10.30 Reported by 佐藤 円
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