11月3日(水) 2004 ヤマザキナビスコカップ 決勝
F東京 0 - 0(PK 4 - 2)浦和 (14:07/国立/53,236人)
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「いつもなら入っているシュートが入らなかった。運が悪かったとしか言いようがない」
試合後の浦和・鈴木選手のコメントがこの試合の後半のすべてを言い表している。この日、浦和が放ったシュートは27本。そのうち、9本が後半で、13本は延長戦でのもの。特に、82分にディフェンスに阻まれたアルパイのシュート、後半ロスタイムにポストを叩いた田中達のヘッドは入っていてもおかしくなかった。ほかにも数多くの決定機を迎えながら、そのひとつとしてゴールを割ることができなかった。
試合はF東京ペースでスタート。立ち上がりから前への意識が強く、攻撃的に出る。一方で、リーグ戦で浦和を封じた守備も健在。前線からプレスをかけ、早い段階で潰しにかかる。
そんななかでもチャンスを作り始める浦和。しかし、浦和に関して「遅攻に持っていけば大丈夫」(F東京・今野)という認識だったF東京は、浦和の早い攻めに対してはファウルで止めにかかる。ところが、これが前半のうちに裏目に出る。13分、永井の決定的チャンスを止めて警告を受けていたジャーンが29分、エメルソンの突破を止めようとファウルを犯し、この日2枚目のイエローカード。F東京は前半のうちに10人での戦いを強いられることになった。
これで浦和が連覇の夢に一歩近付いたかに思われた。しかし、F東京は「ここで負けたらジャーンのせいみたいになってしまうので、そうならないよう全員が頑張った」(F東京・ルーカス)。後半、延長戦と圧倒的に攻め倒した浦和に対し、ジャーンの退場後に投入されたDF藤山や茂庭、中盤の今野、GK土肥らが必死の守りを見せた。
スコアレスのまま、120分間の激闘に終わりを告げるホイッスルが吹かれ、優勝カップの行方は大会史上4度目のPK戦に。5人中4人が成功したF東京に対し、浦和は3人目の田中達、4人目の山田が続けて失敗。「誰が見てもゲームには勝ってた」(浦和・鈴木)だが、試合に敗れた。
ただ、2つのスタイルのサッカーを披露したF東京がうまく戦ったとも言える。F東京は序盤、右サイドの石川、左サイドの戸田がドリブルでの突破や浦和DFの裏を取り、サイド攻撃から浦和陣地に攻め入った。そして数的不利を負ってからは、全員の守備の意識と高い集中力で浦和の攻撃をすべて跳ね返し、また浦和の前線からのプレスによって決定的ピンチを招かないよう、攻めはロングボールでの一発ねらいに徹した。
決勝前の練習で「自分たちのサッカー」をやれば勝てるという自信を見せていた浦和の選手たち。ボランチの鈴木、長谷部までがどんどん前線に顔を出す攻撃サッカーで、圧倒的に攻めながらの敗戦に、改めて「勝つことの難しさ」を思い知らされたことだろう。「守備の勝利」(鈴木チェアマン)となった決勝戦で、ナビスコカップのタイトルを逃した浦和だが、「(それでも)一番強いのは自分たち」(浦和・鈴木)というプライドを持って、3日後から始まるリーグ戦のタイトル獲得に挑戦する。
以上
2004.11.03 Reported by スポマガ WORLD SOCCER
J’s GOALニュース
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