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【J2:第41節 横浜FC vs 大宮 プレビュー】抜群の勝負強さで勝利を狙う大宮。横浜FCはホームで意地を見せられるか?(04.11.05)

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11月6日(土)J2 第41節 横浜FC vs 大宮(14:00KICK OFF/三ツ沢)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 横浜FCは苦しい戦いが続く。

 前節は、逆転の2位入りを目指す山形と対戦。得点源の大島秀夫を累積警告で欠く山形を押し込む時間が続いたが、詰めの甘さを露呈して最後までゴールは奪えなかった。シュートシーンでの精度を欠く印象があるが、それよりも気になったのが横パスの回数の多さ。1本の横パスを通す間に山形は選手たちは帰陣し、守備陣形を整えていた。時間をかけた事で、得点の可能性は格段に落ちてしまった。

 今節対戦の大宮は、32節以来9連勝中と好調を維持してきている。その根底にあるのは安定した守備だ。フラットに構えた最終ラインはバランス重視で、危険な場面では即座に対応できる機動性を併せ持つ。また、金澤慎、ディビッドソン純マーカスが組む中盤の真ん中のエリアのプレスが特にきつく、簡単には侵入を許してくれないだろう。大宮の連勝は、ディビッドソンの先発定着の時期と重なっており、守備のキーマンと考えていい。横浜FCはディビッドソンが待ちかまえる中盤を崩し、さらにその裏にそびえる最終ラインを突破しなければならない。今現在のJ2において、これは非常に難しいタスクだと言える。

 もちろん人数をかければある程度ボールを前に運ぶ事が可能となるが、大宮のカウンターの切れ味は鋭い。守備バランスを崩さずに攻撃するために、リスク管理された攻撃が必要となる。つまり、大宮の守備陣を崩すためには、タテに早くゴールを目指す動きが不可欠となる。横浜FCは臼井幸平、大友慧といったスピードのある選手を保有しているだけに、彼らを生かした攻撃を出していきたいところ。

 横浜FCにとって厳しい話を続けると、今季ここまで40試合を戦って21もの引き分けを積み重ねてきた横浜FCの、その原動力(という単語を使うほど引き分けはポジティブな話ではないのだが)となってきたGK菅野孝憲が今節出場停止を受けているのは痛い。その力強いキックで今季1ゴールを決めているこの若き守護神は、広い守備範囲で最終ラインの裏のスペースをカバーして来ていただけに、横浜FCには大きな損失となりそう。その菅野に代わってゴールマウスを守る事になるのは、ベテランの小山健二になるのか、それともここ2試合サブに入っている柴崎貴広になるのか。彼らのプレーとともに気になる部分だ。

 3位山形との勝ち点差を6で維持している大宮は、自動昇格圏内となる2位の確保に向けて、どうしても勝ち点3を手に入れなければならない試合となる。そのためには得点が必要となるが、そういう意味で注目なのは3試合連続ゴール中の森田浩史だ。39節の鳥栖戦、前節の川崎F戦と2試合連続で決めた試合終了直前の決勝ゴールは強烈だった。これまでも恵まれた体格を生かしたポストプレーや高さはもちろんの事、相手に囲まれた状態での器用な足捌きや、無理な体勢からでもどん欲にゴールを狙うがむしゃらさが光っていた。そうしたFWとしての基本的な能力に加えて、決定機を逃さない勝負強さが出てきており、実際に彼のゴールがここ2試合でチームに勝ち点4の上積みをもたらしている。大宮にとって、まさにキープレーヤーと言える。

 横浜FCにとってやっかいなのは、森田1人を見ていればいい、という訳ではない点だ。馬力のあるドリブルが見所のバレーに加え、チーム関係者に「あり得ない早さで治りました。次は試合出られる状態です」と言わしめたトゥットの先発も考えられる。森田の安定感+決定力に加え、早さの両ブラジル人に気を配らなければならない横浜FC守備陣は難しい対応を迫られる。

 大宮は昇格に値する試合ができるのか。それとも横浜FCがホームゲームの意地を見せるのか。J2は残り4試合。どのような試合を見せてくれるのか楽しみである。

以上

2004.11.5 Reported by 江藤高志
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