11月7日(日) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第12節
磐田 2 - 2 C大阪 (15:34/ヤマハ/14,645人)
得点者:'31 苔口卓也(C大阪)、'43 福西崇史(磐田)、'78 徳重隆明(C大阪)、'87 福西崇史(磐田)
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90分間の見応え十分の激闘の末、2-2の引き分け。しかし、C大阪にとっては貴重な勝ち点1を得たというよりも、2点を失ったという悔しさのほうが強かった。
抜けるような快晴の日曜日、気温20.1度、絶好のサッカー日和の中で行なわれたゲームは、立ち上がりから崖っぷちのC大阪が気持ちの入ったプレーを見せる。DFのミスをついた4分の西澤の決定的なシュートはGK岩丸の好守に阻まれたものの、FWを含めてチーム全体で素早く厳しいプレッシャーをかけて磐田のパス回しを封じ、ボールを奪ったら素早い攻撃を仕掛ける。この日はエースの大久保が出場停止だったが、1トップ気味に西澤を置き、その後方に鋭い飛び出しを見せる森島と古橋、そして両サイドは左に苔口、右に酒本と若さとスピードのある2人を起用して、速攻の鋭さでは完全に磐田を上回った。
一方の磐田は、「今日は精神的な面の問題があった」(鈴木)というようにスタートダッシュが甘く、受け身の立ち上がり。C大阪のプレッシャーを受けてミスも多く、そこからカウンターを食らう場面も目立った。このところ復調の起爆剤となっている右サイドの太田も、3試合連続の先発を果たしたが、対面の苔口に縦方向をふさがれて持ち味の走力を発揮できない。また、トップに良い形でボールが入らず、ビルドアップもなかなかうまくいかなかったが、それでも14分と16分にテンポの良いパス交換からグラウが惜しいシュートを打つなど、何とか五分に近い戦いに持ちこむあたりは磐田の底力か。
しかし、先制点を奪ったのは、気迫で上回るC大阪。31分に左サイドの苔口が右足でアーリークロスを入れると、ゴール前に西澤が飛びこみ、その上をぎりぎりで越えたボールにGK岩丸が反応できず、そのままゴールイン。その後もC大阪のペースで試合が進んだが、43分の磐田の右FKの場面で、名波の精度の高いキックから福西がフリーでヘディングシュートを決めて同点。流れの中では厳しい守りを見せていたC大阪だが、セットプレーでのマークはなぜか非常に甘かった。
1-1で折り返した後半は、立ち上がりから激しい攻防となり、磐田が押し込む時間帯もあったが、C大阪のほうも前線からのプレッシャーは衰えず、守から攻への切り換えの速さで押し返す。20分前後からは、両チームとも前線と最終ラインの間がワイドになり、中盤にスペースができてカウンターの打ち合いが目立ち始めたが、こうなると攻めのスピードで勝るC大阪が有利。24分と30分の古橋のシュートなど惜しいチャンスを作った。
そして33分のC大阪の左FKで、徳重の蹴ったボールが角度のないところから直接ゴールに飛びこんだ。前半の得点と同様に、競り合いの中で誰もさわれず、それがGKのブラインドになった形。ラッキーな面もあったが、流れとしてはC大阪がいつ勝ち越し点を奪ってもおかしくない時間帯だった。
その後は、磐田がボランチの福西をトップに上げて猛反撃に出るが、C大阪DF陣の詰めが早く、シュートコースもきっちりブロックして決定機を作らせない。しかし、終了間際の42分、名波の左CKからまたしても福西がフリーでヘッドを決めて再び同点。C大阪の集中力が一瞬抜けた空白の時間を、磐田が抜け目なくついたという形だが、またもセットプレーで福西をフリーにしてしまったC大阪にとっては、悔やんでも悔やみきれない失点だった。
結局、試合はそのままタイムアップ。第三者の目から見れば、見応えのある好ゲームだったと言えるだろうが、磐田の選手やサポーターには不完全燃焼な感覚が、C大阪の選手やサポーターには何ともいえない悔しさが残る一戦だった。
磐田のほうは、この試合後から指揮官が鈴木監督から山本監督にバトンタッチし、心機一転で再生を目指すことになる。C大阪は、ここ7試合勝ち星がなく、ますます厳しい状況となったが、試合内容自体は納得のいくもの。残り3試合、「今日のようなサッカーを続ければ…」と、選手も監督も悔しさをかみ殺しながら前向きに語った。
以上
2004.11.07 Reported by 前島芳雄
J’s GOALニュース
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