11月10日(水)J1-2nd 第7節 大分 vs 名古屋(19:00KICK OFF/大分ス)
○TV放送 / 19:00 J SPORTS(録)
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9月26日(日)熊本県営運動公園を突然雷雨が襲った。競技場に集まったサポーター、そして選手の安全性を考慮して第7節は延期となった。そして約40日ぶりにビッグアイに試合会場を移して行われることになった。この日は、同様に震災で延期となった新潟と柏の試合も国立競技場で行われる。この2試合が終了した時点で、J1全チームのリーグ戦消化試合数が同数となる。
でも、戦う選手には『延期になった試合』という意識はないだろう。どちらも6日(土)に第12節を戦っての中4日という日程。疲労など残っていることも考えられるが、条件的には同じである。ピッチに立てば勝ちを信じて、ひたすらゴールを目指しプレーをするのである。
前節での大分は、ナビスコ杯で優勝したF東京を相手に戦った。カップ戦とのメンバーが入れ替わってはいたが、「若い選手がどれくらいできるか」(F東京・原監督)を試しに来たF東京相手に、結果はドローであるが、見事に戦ったと言えるだろう。
入れ替え戦の可能性から完全に脱し切れていない大分は、第11節の神戸戦で目指すべきサッカースタイルを証明してくれた、西山・マグノ・アウベス・吉田孝の3トップを擁した4-3-3でナビスコ王者に臨んだ。故障でチームを離れているパトリック以外はベストのメンバーである。中盤が薄くなっているように感じるが、マグノ・アウベスの豊富な運動量とDF・MFが積極的にサイドを駆け上がり、攻撃的なサッカーが行えた。神戸戦に続きF東京でも目指す方向性は同じであった。ハンベルガー監督の意図する形が成熟しつつあると言える。ほぼ変わらないスターティングメンバーで臨むが、相手の戦術を予測しベンチ入りメンバーを決める。状況により選手交代を行い自分たちの形に持っていく。『攻撃的な選手交代で相手の攻撃力を押さえ込む』この2戦で見せたハンベルガー監督の采配である。
一方の名古屋もセカンドステージ5位と健闘している。マルケス、ウェズレイの強力2トップにMFクライトンが絡む攻撃力は脅威である。前節の広島戦でも、開始早々にマルケスのゴールで先制。そして、ウェズレイが2ndステージ開幕戦以来のゴールを挙げ、2-1で快勝している。しかし、多彩な攻めとは言いがたいところもある。センターラインを中心に2トップにボールを預ける攻撃が多く見られる。このスピードとテクニックのある2トップを大分のセンターDF三木隆司とサンドロが押さえ込めば、名古屋の攻撃力は芽をつまれたも同然と言えるだろう。
3トップにあてたボールを前向きで受けた中盤の選手がサイドに展開することが多い大分。時にはポスト役のFWを追い越して、2列目の選手が積極的に仕掛けていく。スペースにパスを出して、ところ構わず選手が反応して仕掛けていくことにより攻撃のリズムを作る。対して、秋田豊を中心としたDFで身体を張って守る名古屋。中盤から前線に早くボールを預けて2トップに勝負したいところだろう。
現在、暫定順位ではあるが、年間最下位のC大阪と12位大分の勝ち点差は9。この一戦で大分は勝ち点3、もしくは勝ち点1を得る事で、残り3節を残してJ1残留が確定する。
あの雷雨で延期となってしまって無念の思いをしたファンも多いことだろう。特に熊本で観戦していたファンは、平日のナイターゲームで大分に来ることは難しいかもしれない。しかし、『あと4試合のうち3試合をホームビッグアイで出来るので嬉しく思うし、勝ち点を取れるようにいい準備をしていきたい』とハンベルガー監督は熱く語っている。結果を出すことで、あの日を無念さを忘れさせてくれるに違いない。
以上
2004.11.09 Reported by サカクラ ゲン
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大分データ
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・スタジアム別通算勝敗表
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