11月10日(水) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第7節
大分 0 - 4 名古屋 (19:00/大分ス/14,871人)
得点者:'13 ウェズレイ(名古屋)、'27 マルケス(名古屋)、'67 ウェズレイ(名古屋)、'89 オウンゴ−ル(名古屋)
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この日の試合の持つ意味を、大分の選手はみんな分かっていたはずだ。
ここまでセカンドステージで13位につけている。11試合で3勝2分6敗。勝ち点11をあげている。負け数が先行しているが、東京V戦(第9節 10月17日)以降はハン ベルガー監督の目指している攻撃的なサッカーが完成しつつある。
ファーストステージと合わせた年間勝ち点は28。最下位のC大阪との差は9となっている。C大阪は残り試合3試合なので必然的に大分は今節の名古屋に引き分け以上でJ1残留が確定することになる。
ここ数試合の戦い方から、今日の試合も最低限の勝ち点1を獲得することは容易なことと考えられた。しかし、その目論見を選手だけでなくファン諸共、名古屋の強力な2トップに打ち砕かれてしまった。
この日の名古屋戦は第7節、当初は9月26日に予定されていた試合が行われた。雷雨で順延になった分である。
大分は第9節以降3トップで臨んでいる。結果こそ1勝1分2敗であるが、内容に関して言えばそれまでと全く違うものである。決定的なシーンまで持って行くことが増え、得点をあげることにより選手たちも自信を深めている。この日も、攻撃的な試合運びを誰もが予想していた。
キックオフと同時に大分は攻め続けた。マグノ アウベスを中心に西山哲平と吉田孝行が前線で走り回る。名古屋にボールが渡れば厳しくチェックをかけて奪いにいく。中盤もサイドを意識してボールを散らす。立ち上がりは大分ペースで進んでいた。
しかし、先制点は名古屋に生まれた。13分に名古屋がコーナーキックを得たのである。キッカーは中村直志。ペナルティアークの位置から走りこんだウェズレイの頭にドンピシャのタイミングで合わせた。マークに付いていた大分DFは一瞬のタイミングでマークをはずされてた。ここまで良い形を見せていた大分に対し、名古屋のファーストシュートが先制点になってしまった。この先制点は、名古屋の動きを活発化させるには十分だった。DFは中盤を飛ばして自慢の2トップに預けようとロングフィードを行い、中盤はクライトンの豊富な運動量で押し上げて行く。名古屋の戦い方が出始めてきたのだ。
大分も負けじとマグノ アウベスが縦横無尽にボールをもらいに走り回り、ゴール前へと運ぶのだが、フィニッシュまでは行かないのである。ボールを支配するもシュートを打てなければ、得点は生まれない。流れは徐々に名古屋に傾いていく。27分には右サイドでボールを受けたウェズレイがドリブルで駆け上がり、中央で待ち受けるマルケスにパスを通す。マルケスは落ち着いて右足のヒールでゴールを奪ってしまった。技ありのゴールである。
戦い方は狙い通りなのだがフィニッシュまで持って行けない大分に対し、2トップの卓越した個人技で試合を運ぶ名古屋。前半はフィニッシュの形を作れた方が優位に戦った。
後半に入り大分は、小森田友明に代えて高松大樹を入れてきた。高松はセカンドステージ途中出場3試合で3得点と結果を出している。2点差はあっても取り返そうと、より攻撃的な布陣を敷いてきたのである。
しかし、この日の名古屋は冷静に試合を運んできた。前がかりになって手薄になった大分の中盤のスペースを自由に使い出したのである。中央で引いて受けたマルケスがウェズレイにパスを通すと、そのままドリブルでDFをかわして3点目を奪ってしまった。終了間際にもウェズレイの個人技で持ち込まれたボールを大分DFがオウンゴールを許してしまい、結果的には0-4と大差をつけられてしまった。
この試合、シュート本数は大分の方が多かった(大分9、名古屋8)。積極的に中盤もDFもシュートを狙って行った。しかし、シュート数が少ない名古屋が4得点も取ってしまった。名古屋のシュートのほとんどは2トップが放っている。名古屋はセカンドステージ、マルケスが得点すると勝率は100%(5勝0敗)である。冷静に考えると、この2トップを押さえないと流れはつかめない。
しかし、ここ数試合の戦い方が大分の歯車を狂わせたのかもしれない。より攻撃的に戦うことにより、相手の攻撃を封じてきたからである。しかし、この日の名古屋には通じなかった。
ハン ベルガー監督は、『選手は良く戦った』とコメントを残している。そして次節に関しても『点を取りに行くことには変わりない』ともコメントしている。このコメントは目指すサッカーができ始めている自信が言わしめているのだろう。敗れはしたが、戦術がチームに浸透して来ていると思われるシーンが幾度となくあった。大きな勝ち点1は、次節以降あげてくれるに違いない。
あえて修正を行う箇所をあげるとするならば、フィニッシュの精度を上げることと、つかみかけた流れを離してしまうような無用なファールを減らすことであろう。後半開始早々は良い展開ができていたのだが、55分のシュートがGK正面を突いたのを最後に、60分と62分のファールで流れを変えてしまい、67分に決定的な3点を奪われてしまったのだから・・・。
以上
2004.11.10 Reported by サカクラ ゲン
J’s GOALニュース
一覧へ【J1-2nd:第7節 大分 vs 名古屋 レポート】好調だったがゆえに落とし穴にはまった大分。名古屋の2トップにしてやられる(04.11.11)
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