11月20日(土) 2004 J2リーグ戦 第42節
川崎F 2 - 0 札幌 (14:00/等々力/7,151人)
得点者:'35 我那覇和樹(川崎F)、'41 ジュニーニョ(川崎F)
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「エンジンのかかりが遅かった」と川崎F・関塚監督が試合後に開口一番語ったように、立ち上がりの川崎Fにはアグレッシブさが陰を潜めていた。札幌が、その隙を見逃さずにもっと果敢に攻めていたら試合展開も変わったかもしれない。
札幌、最大のチャンスは前半19分だった。バックパスの判定から得た間接FKは、ペナルティーエリア内、ゴールエリアすぐ外という至近距離の位置。ずらっと選手が横一列に並ぶ川崎Fゴールに向かって札幌・清野が放った強シュートは成長著しい川崎F・谷口の左耳を直撃し、先制点とはならなかった。
ピンチを脱し、その後、徐々にリズムを取り戻していった川崎Fは「立ち上がりはボールの失い方が悪かったが、途中からボールがまわりだして落ち着いた」と中村が言うように、型にはまった「いつもの」パターンで得点へと結びついた。
前半35分、カウンターからジュニーニョがDFを引きつれながらドリブルを開始し、右を併走する我那覇へ。この時点でスタジアムはゴールを予感したかのように歓声が沸き起こった。我那覇は、その歓声を受け、自身が得意とする右45度からのシュートを冷静に決め、大島(山形)に並ぶ得点ランキング2位タイとなる21ゴール目を記録した。
2点目が生まれたのは、そのわずか6分後。左サイドの塩川、マルクスとつなぎ浮き球が札幌守備陣の、ちょうど裏へ落ちようとしたその瞬間に、キーパーより一歩速く反応したジュニーニョがトラップして一瞬のうちに抜き去り、あとは無人のゴールにボールを蹴るだけ。川崎Fが2点リードで前半を折り返し、終わってみれば結局この6分間に決まった2ゴールが90分の戦いを制してしまった。
後半に入ると両チームともにチャンスは生まれるが、なかなか決定機にはならない展開に終始した。札幌は選手交代で活性化を試みるが、シュート数は前半の倍に増えたものの、「ボールキープ力がなく簡単に奪われてしまう」と柳下監督は課題を指摘した。曽田(札幌)は試合後に「2点リードされていたのだから、後半もっとランクアップして追いつかないといけない。迫力が足りなかった」と「攻め」の意識をもっと強く出せなかったことを悔やんだが、それが川崎Fの術中から抜け出せなかった要因かもしれない。
「手ごたえはあったけれど、差があった。川崎は力をセーブしつつ試合を運ぶという横綱相撲をしている感じだった」とは札幌のキャンプテン・西澤の言葉だ。ケガ人も多く、決してベストな状況ではない川崎FがJ2優勝という王者の貫禄をみせて凌いだゲームだったというところか。
次の試合は、中2日で23日に行われる。川崎Fは、このラストホームゲームを前にきょうの勝利で勝ち点を「99」に伸ばし、目標である「100」にまで遂に王手。また総得点も「100」まであと3に迫る「97」ゴールに伸ばした。一方の札幌は「短い時間しかないが、切り替えて次のゲームに向かいたい」と柳下監督が語ったように、これまでのサッカーを継続して質を少しでも高めリーグ戦ラスト2ゲームで勝ち点を確実に奪い、順位をひとつでも上げたいところだ。
以上
2004.11.20 Reported by 隠岐麻里奈
J’s GOALニュース
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