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【J1-2nd:第13節 G大阪 vs 横浜FM レポート】奥の2ゴールで横浜FMが快勝。G大阪の「初タイトル」は夢に終わる(04.11.21)

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11月20日(土) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第13節
G大阪 0 - 2 横浜FM (14:04/万博/13,188人)
得点者:'67 奥大介(横浜FM)、'83 奥大介(横浜FM)
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 『タイトル』を獲るチームに共通して言えることの1つに、『勝負どころを勝ち切る強さがある』ということが挙げられる。もちろん、タイトルを争うに相応しいチーム力も必要だ。だが、それ以上に、『火事場のばか力』と言おうか、「ここだ」という試合をものにできるだけの底力のようなものがチームになければ『タイトル』は見えてこない。

 と考えるなら、今節で優勝を逃したG大阪の2ndステージの戦いは、順位こそタイトルに近付いたものの、本質的に『タイトル』には遠かったと言えるかもしれない。勝負どころとされた首位・浦和との直接対決に敗れたことも、浦和との距離を縮めるためには是が非でも勝ちたかった市原との上位対決を引き分けたことも。更に、今日の横浜FM戦で負ければ、自動的に浦和の優勝が決まってしまうという一戦をものにできなかったことも、それを証明するものだった。
 
 前半から、いつものG大阪らしさはなかった。思うようにボールが回らず、攻め切れない。DF宮本、DF山口がダブルボランチを形成し、MF遠藤がトップ下に位置してキックオフを迎え、4分と8分と続けてMF遠藤がシュートを放ち勢いを見せたが、それも開始10分まで。攻撃の要であるMFフェルナンジーニョが負傷退場して以降は、それもあってか、中盤から前線へのつなぎが今一つ噛み合わず、決定機を作りだせない。かといって、対する横浜FMにより多くの決定機を与えていたのかと言えば、シュート数3という数字を見ての通り。それほどでもなかったのだが、横浜FMの2トップを築いたFW坂田、清水が運動量を武器に前線を精力的に動き回り、G大阪を疲れさせ、中盤を間延びさせるという『下ごしらえ』をしていたのは事実。プラス、その『下ごしらえ』が後半、きっちり活かされたことも。
 
 後半、横浜FMのMF遠藤は「後半、ガンバの3バックが疲れているのが手に取るように分かった」と話した、その言葉にもあるように運動量が落ち始めたG大阪を後目に、横浜FMが先制点を奪ったのは67分。左サイドからのFW清水の折り返しにMF奥が反応。左足でゴールを叩き込む。更に83分には、再びFW奥。途中出場のMF上野が右サイドの田中に展開し、その折り返したボールを、中央につめたFW清水が流し、それをMF奥が右足で決めて0-2。G大阪を引き離す。
 
 対するG大阪も、2度の負傷退場によって残り1枚となっていた交代カードを切るべく、72分、DF宮本に代えてリーグ戦デビューとなった攻撃力のあるMF寺田を投入。何とかきっかけを作り出そうと試みるが、終了間際に絶妙の位置で得た直接FKのチャンスも、ものにできず、そのまま試合終了。

 浦和が敗れたとはいえ、G大阪が敗戦したことで、自動的に浦和の2ndステージ制覇が決定した。これを受け、試合後西野監督は、「浦和のことは考えていなかった。浦和の結果で自分たちの結果が変わることには期待していなかった」と話したが、この言葉に、「自分たちのチーム力を信じ、勝利だけに照準をあわせて戦おう」という強い思いが感じられた一方で、勝負に対してクールすぎるという印象を受けたのも正直なところ。泥臭い勝ち方であっても、例え他力であっても、どんな方法でもいいから、浦和との差を縮めてみせる、という強い執念のようなものが、2ndステージを戦うG大阪には最も必要だったのではなかったか、という思いが、心の隅で渦巻いた。
 
以上

2004.11.20 Reported by 高村美砂
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