11月20日(土) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第13節
市原 5 - 1 神戸 (14:02/市原/5,093人)
得点者:'13 阿部勇樹(市原)、'14 佐藤勇人(市原)、'17 三浦知良(神戸)、'39 水野晃樹(市原)、'48 要田勇一(市原)、'81 佐藤勇人(市原)
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天皇杯初戦敗退のうっぷんを晴らすような市原のゴールラッシュだった。リーグ戦優勝の夢が潰え、天皇杯にも敗れて目標を失ったかに見えた市原だったが、好調時の攻撃サッカーが復活したような今シーズン初の5得点で相性の悪い神戸に圧勝した。
神戸はGK掛川誠、ボランチのMF菅原智、左ウイングバックのMFホージェルが出場停止。代わってGKは今シーズンのリーグ戦は初出場となる山本浩正が、そして前節と天皇杯はトップ下だったMF薮田光教が左ウイングバックで、天皇杯では途中出場だったMF藤本主税がトップ下でスタメン出場した。天皇杯は出場停止だったDF北本久仁衛がDF坪内秀介とともにストッパーを務め、天皇杯ではストッパーだったDF丹羽竜平がボランチに入った。通常とは異なるメンバーとポジションで臨んだ神戸だったが、天皇杯の敗因を修正するかのように試合開始から攻勢に出る。
神戸のその勢いを断ち切ったのが、前半13分のMF阿部勇樹の得点だった。ゴールまではかなり距離があった。だが、思い切りよく蹴ったボールはペナルティエリア内でヘディングシュートを狙ったDF斎藤大輔をかすめるようにしてバウンドし、見事にゴールイン。そして神戸に反撃の糸口を与えないまま、前半14分にはMF佐藤勇人がFW巻誠一郎とのワンツーパスから追加点を奪う。天皇杯では先制後に動きが悪くなったが、同じ轍を踏むまいとする気持ちが見えたゴールだった。
あっという間に2失点した神戸だったが、前半17分、相手のパスミスを見逃さずに奪ったMF朴康造のパスからFW三浦知良が左サイドを突破。角度のないところからグラウンダーのシュートを決めて1点差に詰め寄る。だが、その三浦が試合後に「うちは1対1の局面で市原に負けていた」と嘆いたように競り負けて、思うように攻撃を仕掛けることができない。前半39分には左サイドに回りこんだMF坂本將貴のクロスボールをファーサイドでMF水野晃樹がヘディングシュート。これが決まり、市原が3-1で前半を終えた。
神戸は後半から藤本に代えてFWエムボマを投入し、3トップ気味の布陣で反撃しようとした。だが、阿部がリベロのような形でディフェンスラインをカバーして対処した市原の猛攻はまだ止まらなかった。後半3分、CK後の流れのプレーから阿部がペナルティエリア内へ入れたパスを受けた巻がFW要田勇一へパス。要田はボールをうまくコントロールして目の前のDFをかわし、移籍後初スタメンを自ら祝うゴールをゲット。後半36分には後半22分から途中出場したリーグ戦初出場のMF芳賀博信のパスから、佐藤がこの日2点目を挙げて神戸にとどめを刺した。
自分の1点目のゴールシーンを振り返った佐藤が思わず「オシム監督が来て何が変わったかというと、選手がパスを出したあとに止まらないこと。理想的なゴールだった」と話したように、今日の市原には足を止めて休んでしまう選手はほとんどいなかった。DFの斎藤やミリノビッチでさえオーバーラップを仕掛け、チーム全体でひたすらゴールに向かって、好調時のような波状攻撃を見せた。試合後の市原の選手たちは異口同音に「天皇杯ではあんな負け方をしてしまったので…」と語ったが、天皇杯では不完全燃焼だった分を取り戻すかのように、「点を取りたい」「勝ちたい」という気持ちがプレーから伝わってくる一戦だった。あとはこのプレーをリーグ戦の残り2試合でも持続できるかどうかだ。
一方の神戸は天皇杯初戦敗退のショックを勝利で払拭することはできなかった。後半にはエムボマに続いて、後半9分にMF滝澤邦彦、後半26分にFW平瀬智行を入れて反撃しようとしたが、決定機もなかなか作り出せなかった。レギュラー3人が出場停止とはいえ、5失点という結果もさることながら、選手個々の動きもチーム全体の連動した攻守も機能しなかった試合内容に、選手たちは落胆の色を隠せない。次はホームゲーム最終戦となるだけに「今度こそ勝利を」と話す選手たちの強い決意がプレーに表われることを願う。
以上
2004.11.20 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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