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【J1-2nd:第15節 名古屋 vs 鹿島 レポート】2トップを封じ込められた名古屋は最終戦を勝利で飾れず(04.11.29)

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11月28日(日) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第15節
名古屋 0 - 2 鹿島 (12:59/豊田ス/25,337人)
得点者:'19 ファビオジュニオール(鹿島)、'77 フェルナンド(鹿島)
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「やろうとしていた形が出来なかった」と試合後、ネルシーニョ監督は語った。名古屋は鹿島DF相手に攻撃の形をうまく作り上げることが出来ず、0-2の黒星でリーグ最終戦を終えることとなった。「攻撃面でどうしても外国人選手頼みになっているところが多い」と前日練習で楢崎が言っていたことがまさに浮き彫りとなった今日の試合。来季への課題を残す形で名古屋はリーグ戦を終了した。

前半立ち上がりはセットプレーからのチャンスも多く、流れは名古屋にあった。前半11分にはカウンターからゴール前に中村・ウェズレイ・マルケスと3人が駆け上がり絶好のチャンスを得るも、シュートまで持ち込むことが出来ない。

すると鹿島は後半18分にゴール前で本山が秋田をたくみに抜き去り、ファビオ・ジュニオールに絶妙なスルーパス。それを落ち着いてゴール左隅に決め、Jリーグ初ゴールを決めた。

先制点を入れられた後、さらに得点への意識が強くなった名古屋は前がかりに攻めるようになる。しかし、前がかりになったことで出来たスペースを反対に鹿島に狙われてしまい、思うように攻撃につなげることが出来ない。試合の入りは良かった名古屋だが、徐々に精彩を欠いていった。その原因はマルケス・ウェズレイ・クライトンの動きを鹿島のディフェンスによって封じられてしまったからだ。

「途中でベンチから『DFラインはマルケス・ウェズレイにスペースを与えないことを優先するように』と指示がでたので切り替えた」(岩政)というのも、ウェズレイ・マルケスに絡んでくる人数が少なく、攻撃が2人を中心とした単調なものとなっていたからだ。いつもの二人なら例え相手が厳しいマークをつけてきたとしても、個人技で突破しようとする。しかし今日に限っては怪我が影響してか、動きもいまいち。2人を抑えられた名古屋は前線で局面を打開することが出来ない。ネルシーニョ監督はボランチのクライトン・吉村に「もっと前でプレーするように」と指示を出し、攻撃に厚みを持たせようとするが、うまく攻撃に絡むことが出来ずにそのまま0-1で前半を終了した。

そして迎えた後半、以前痛めたスネにタックルを受けたことで、マルケスが離脱。ウェズレイにいたっても本来の動きは戻らない。しかし、その中で一人気を吐いたのが、中村だった。「ボランチの裏のあいたスペースに中村が入ってボールをさばかれた」と、トニーニョ・セレーゾ監督も、彼の動きによって名古屋の攻撃にリズムが戻ったと語るほど、後半は中村のプレーが際立った。スペースへの飛び出しに加え、攻撃の起点ともなりチャンスを作り出す。しかしチャンスを得点につなげることが出来ない。なかなか状況を打開できずに気持ちが焦るのか、後半に入って名古屋の選手はファウルを頻発し、イエローカードが次々と出されるようになる。そして後半40分に角田が2枚目のイエローを受け退場となると、さらに流れは鹿島に傾いていった。結局4分あったロスタイムでも名古屋はゴールをあげることができず、0-2で鹿島に軍配が上がった。

「ホームで最終戦を迎えられるのは嬉しい。勝利で天皇杯につなげたい」(楢崎)と臨んだ最終戦だったが、結果だけでなく内容にも不満の残る終わり方となった。外国人選手の好不調が試合に影響するといわれながらも、結局最後まで外国人頼みとなってしまった今年の名古屋。「(その他のFWの選手に関しては)まだまだ選手は若く、トップレベルでレギュラーで直ぐに出られるという選手がそろっていない」とネルシーニョ監督も来季に向けて更なるオプションが必要だと語った。

名古屋は今年も年間順位を中位(7位)で終えた。ここから一歩抜け出し優勝戦線に食い込むチームになるためにも来季こそ「外国人頼み」の気質を払拭したいところである。

以上

2004.11.28 Reported by 柴田愛子

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