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【天皇杯5回戦:横浜FM vs ザスパ草津 プレビュー】二冠への関門、モチベーションの壁(04.12.15)

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12月15日(水)第84回天皇杯全日本サッカー選手権 5回戦 横浜FM vs ザスパ草津 (19:00KICK OFF/仙台)
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 ベスト8進出をかけて2004Jリーグ年間チャンピオンに輝いた横浜F・マリノスと、来季のJ2昇格が決定したザスパ草津が対戦する。平日のナイター、しかも両チームのホームとは近くない、杜の都・仙台でのゲーム。だが、注目のチーム同士の対戦ということで、なかなか面白いカードではある。
 
 横浜FMがJ年間王者に続く称号を手にすることができるのか。
 
 Jリーグ開幕直前の5大会中4回の優勝と(1989年〜1993年のうち89、90、92、93年に優勝。前身の日産自動車時代含む)、この大会に抜群の強さを示した横浜FMだが、近年はなかなか上位に進めない。これはJ1のチームに共通するモチベーションの問題。天皇杯の『本家』イングランドのFAカップにおけるジャイアント・キリング(大番狂わせ)の構図とは異なる。シーズンが終わり、来季の契約の渦中に催され、クリスマスやオフへの誘引に強くない外国人選手&監督はフルスロットルに成り切れない。横浜FMも75回大会では福岡ブルックス(現アビスパ福岡)、76回大会では大塚FC(現ヴォルティス徳島)、続く77回大会では東京ガス(現FC東京)、そして78回大会ではブランメル仙台(現ベガルタ仙台)と下部リーグクラブに足もとをすくわれている。
 
 ただし岡田監督はプライオリティは示すものの、単純なスピリットの低下は許さない。出る以上、戦う以上は勝ちにいくし、タイトルを獲りにいく。昨年の初戦で市立船橋高校にPK戦まで粘られたのは、気持ちよりも試合展開が原因だった。どんなに力の差があろうとも、前半0-0で粘られたら、しかもチャンスを逃していれば、勝負は否応なくもつれてしまう。今度のザスパ戦でも、恐いのはゲームの流れだろう。
 
 メンバーはチャンピオンシップの疲れが残る選手は大事を取らせるはずだから、ベストからはちょっと遠くなる。とはいうものの那須、栗原、佐藤由紀彦、大橋など選手層は厚い。若いメンバーには、アピールの機会ともなる。問題は、誰が点を取るか。坂田がケガで出場は難しい。清水も微妙としても、山崎はいける。山崎はファーストステージで重用されたものの一時調子を落としボランチにもチャレンジしていた。しかしセカンドステージ終盤から復調、チャンピオンシップ第2戦の延長後半のドリブルなど、一皮むけた感もある。山崎ならツートップを組むのはポストタイプの阿部か。大器の片鱗を見せたいところだが、真面目な性格だけに忘れたり開き直りは得意でない。一歩というより半歩づつ成長の大橋、彼の二列目からの仕掛けが大胆であればあるほどトップは活性化し、ザスパは苦しくなるはずだ。
 
 ザスパのサッカーは、J経験者が多いだけに意外とテクニカルでオーソドックス。かえって、ラフなプレスや縦へのシンプルな放り込みにこだわるほうが横浜FMにとっては不気味かもしれない。
 
 12月中旬の東北、キックオフは19:00。スタンドの寒さを忘れさせてくれるようなゲームとなるには、ザスパが先手を取って、横浜FMが追いかけるという流れか。

以上

2004.12.14 Reported by 池田博人
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