これまで、原則的に続いてきた代表キャンプの2部練習は、今日以降午後練習のみとなった。キャンプの立ち上がりからかけてきた負荷を、徐々に落としてコンディションを整えていくというプランが見て取れる。
そんな転換点となった二次キャンプ3日目は、横浜FMユースとの練習試合となる。
ピッチに姿を現さなかった選手は2名。各社マスコミ既報の通り、中田浩二がマルセイユへの移籍のため、合宿から離脱。昼過ぎの便でフランスの地へと旅立っている。また、前日の練習の終わり間際に負傷した西紀寛は右足ヒザ打撲とのことで、ジムでの別メニューとなった。
その一方、一昨日の練習で足に違和感を感じ、ジムで別メニュー調整してきた宮本恒靖がこの日からグラウンドに姿を現し、ランニングによる別メニュー調整をはじめている。
ウォーミングアップを終え、練習試合1本目が始まる。メンバーは以下の通り。
・川口能活
・田中 誠
・松田直樹
・中澤佑二
・加地 亮
・福西崇史
・遠藤保仁
・三都主アレサンドロ
・小笠原満男
・玉田圭司
・鈴木隆行
一方、横浜FMユースには、横浜FMのGKコーチを務めるディド・ハーフナーの息子のマイク・ハーフナーが先発で出場している。ちなみに横浜FMユースのGKは楢崎正剛である。
立ち上がりこそ横浜FMユースに攻め込まれる場面もあった日本代表だが、徐々にペースをつかむとボール支配率で大きく上回っていく。5分には小笠原が加地からのクロスを決定的なヘディングシュート。10分には同じく小笠原がミドルシュートを放つなど、ペースは日本代表にあった。
ただし両サイドと中央の連係にずれがあるのか、クロスが効果的に入らないという問題が見られた。もちろん長いキャンプの最中であり、コンディション的につらいということが影響を及ぼしているのは間違いない。事実、多くの選手たちが試合後に「コンディション」という言葉を口にしている。
なかなかゴールを割れない日本代表だったが、26分に左サイドに開いた遠藤から鈴木へとクロス。このボールの落としを小笠原がダイレクトシュート。これが先制ゴールとなる。
34分には右サイドの加地から中央の福西を経由して左サイドの三都主へ。ここで三都主が個人技を見せてドリブル突破。PKエリア内深くに侵入し、DFをかわしてマイナスのボールを折り返した。鈴木にとってはイージーなボールで、日本代表の2点目となる。
日本代表は直後の34分にも玉田が角度のないところから技ありのゴールをねじ込んで、3−0で前半を終える。前半の試合時間は41分50秒だった。
続く後半。日本代表は何人かの選手を入れ替えてきた。出場選手は以下の通り(○印は前半から引き続き出場した選手)。
・土肥洋一
・坪井慶介
○田中 誠
・茶野隆行
○加地 亮
・阿部勇樹
○遠藤保仁
・三浦淳宏
・藤田俊哉
・本山雅志
・大黒将志
横浜FMユースはトップの1選手だけが代わったのみで、前半とほぼ同じメンバー。そのため疲労があったのか、後半開始早々の4分に右サイドを攻め上がった阿部からの折り返しを大黒に決められてしまう。大黒にとっては代表定着に向けたアピールとなる。日本代表はその後も横浜FMユースのゴールを襲い続けた。後半の38分には、左サイドの三浦からゴール前右に詰めていた加地、さらに本山とつないでゴールとなった。
20分に田中から中澤、遠藤から小笠原という交代が行われている。藤田と小笠原がいかに共存するのか、という意味で興味深いセットだった。後半は、43分まで行われて終了となっている。
まだまだ連係部分に課題は残されているが、フォーメーション練習を再開して間もないこともあり改善の余地はあるだろう。2試合の親善試合や選手間の話し合いなどを通してチームの熟成を進め、2月9日の北朝鮮戦に備えてほしいと思う。
2005.1.27 Reported by 江藤高志
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◆日本代表 今後の予定
1月29日(土)19:20〜 横浜国
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 -Go for 2006!-
vsカザフスタン代表
2月2日(水)19:30〜 埼玉ス
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 -Go for 2006!-
vsシリア代表
※2006FIFAワールドカップドイツ大会 アジア地区最終予選 vs朝鮮民主主義人民共和国(2月9日(水)埼玉ス)の日本代表メンバーは、2月2日(水)以降に発表される予定です。
以上
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