A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005
2月16日(水) 韓国・済州ワールドカップ競技場
16:30 kick off
横浜FM vs 深セン健力宝
19:00 kick off
水原サムスン ブルーウィングス vs 浦項スティーラーズ
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突然の発熱で14日のトレーニングを休んだ奥大介に続き、初戦・浦項スティーラーズ戦で貴重な先制ゴールを挙げた清水範久までもが体調不良でダウンしてしまった。
「レギュラーだけでシーズンは乗り切れない。控え選手にとってはいい練習になっているし、この状況はチームの底上げにもつながる」と岡田武史監督は前向きに語るものの、現状の攻撃タレント不足は明らかだ。明日16日の第2戦・深セン健力宝戦には合流間もない中澤佑二も強行出場する見通しとなった。横浜FMとしては、限られた戦力でまず手堅く守り、セットプレーなど数少ないチャンスを生かしていくしかない。
韓国・済州島の済州ワールドカップ競技場で開催中の「A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005」に挑んでいる横浜FM。13日の初戦・浦項戦は1-1で引き分け、勝ち点1にとどまった。もう1試合の深センvs水原サムスン・ブルーウィングスは、1-3で水原が勝利し、勝ち点3を挙げている。横浜としては明日16日の16:30から行われる深セン戦で何とか勝ちを収め、19日の最終戦・水原戦まで優勝の可能性を残したいところだ。
だが、チームは一段と厳しい状況に追い込まれている。前述のように奥・清水を欠き、もはや、まともに90分間プレーできる攻撃陣は山崎雅人くらいしかいない。スポーツヘルニアを患っている大島秀夫も20分程度のプレーで精一杯だ。岡田監督は苦肉の策としてトップ下にボランチが本職の大橋正博を置き、FWには坂田大輔、大島、山崎を使い回しする形を取るようだ。
15日の練習で行われたミニゲーム(約20分間)では、スタメン組にGK榎本達也、DF(右から)栗原勇蔵、中西永輔、河合竜二、ボランチ・上野良治、那須大亮、右サイド・田中隼磨、左サイド・ドゥトラ、トップ下・大橋、FW大島、坂田が入った。
腰を痛めて離脱していた上野の復帰は明るい材料といえる。本人も「この間の試合はディフェンスが下がりすぎていたので、明日はもっと前からプレスをかけて高い位置でボールを取りたい。90分は難しいかもしれないけど、まあ、頑張ります」と意欲のほどを示した。
10分ほど経過した後、大島と山崎が交代。中西と中澤も代わった。明日はおそらく、この山崎と中澤が先発出場すると見られる。中澤は前日の14日に済州島入りしたばかり。9日の日本代表・北朝鮮戦から4〜5日しか経過しておらず、「まだ足が痛いし、本調子じゃない」と話したが、練習中はずっと声を出し続けるなど普段通りのハツラツさを見せた。岡田監督も「明日の中澤は半分くらい(45分間)になるだろう」とコメントしていた。
攻撃陣の主力が次々と離脱し、前線でタメを作れる選手も少なくなった。となると、明日はボール支配時間も短くなるだろう。そんな横浜FMとしては、数少ない攻撃チャンスを確実にモノにしていくしかない。中でも重要なのはセットプレーだろう。中澤、河合、栗原、那須と、彼らが前線に上がれば横浜FMには高さがある。深センも大柄な選手が多いが、一瞬のスキをついてゴールを割れる可能性は十分にある。
スピードに長けた坂田、山崎が、相手守備陣の背後を狙っていく動きも欠かせない。深センの最終ラインは、水原のFW陣にかなり多くの飛び出しを許していた。「相手の情報はまだないけど、自分の特徴はタテに抜けるプレーと速さ。それを出して明日こそ1点を取りたい」と山崎が言えば、坂田も「やるからには勝たないといけない。自分たちのサッカーを出しつつ勝利できればいちばんいい。自分のスポーツヘルニアも大丈夫。明日は90分間やれると思う」とモチベーションの高さをアピールした。
相手の最終ラインはクロスの対応も甘く、左右の揺さぶりにも弱いようだ。水原戦ではその弱点をたびたび露呈していた。横浜FMも田中隼磨、ドゥトラの両サイドが積極的にオーバーラップし、ゴール前に精度の高いボールを送れば、ペナルティエリア内にスペースが生まれるだろう。ここを粘り強く突いていく動きが求められる。
深センの基本布陣は、横浜と同じ3−5−2。予想スタメンはGK李雷雷(19:Li Lei lei)、DF(右から)李[王韋]峰(5:Li Wei feng)、マレク(30:Zajac Marek)、忻峰(28:Xin Feng)、ボランチ・張永海(8:Zhang Yong hai)、陳永強(2:Chen Yong qiang)、右サイド・李健華(14:Li Jian hua)、左サイド・周挺(12:Zhou Jia)、トップ下・王新欣(10:Wang Xin xin)、FW李毅(9:Li Yi)、楊晨(3:Yang Chen)の11人である。
※()内は背番号と英語表記。
DFの李[王韋]峰(5:Li Wei feng)は中国代表キャプテンで、前の試合はカゼのため欠場していたが、次のゲームは復帰してくる模様だ。水原戦でかなり不安定なプレーを見せていたポーランド人リベロ・マレクは横浜FMの狙いどころ。次の試合では李偉鋒が意識的にカバーしてくるだろうが、ここにハイボールを繰り返し上げれば、1点に結びつく可能性は大いにある。
攻撃陣で注意すべき選手は、2000年アジアカップ(レバノン)で大活躍した元中国代表FW楊晨。水原戦でもダイナミックな動きから1点を奪っている。高さがありヘディングも強いストライカーだけに、彼をフリーしてはいけない。現中国代表の左アウトサイド・周挺、同FW李毅も警戒しなければならないプレーヤーといえる。
目下、タレント的には非常に厳しい横浜FMだが、Jリーグのプライドを守るためにも、不甲斐ない負けは許されない。岡田監督には「知将ぶり」を今こそ、存分に発揮してほしいものだ。
2005.2.15 Reported by 元川悦子
以上
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一覧へ【A3 NISSAN CHAMPIONS CUP 2005 横浜FM vs 深セン健力宝 プレビュー】奥、清水と攻撃陣が続々とリタイアする中、中澤が強行出場。セットプレーの得点で勝利を狙う横浜FM(05.02.15)
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