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【プレシーズンマッチ:磐田vs札幌 レポート】今季への希望が感じられた両チーム。悪天候の中、5,859人が見守ったプレシーズンマッチ(05.02.19)

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SDT CUP 2005 Jリーグプレシーズンマッチ in 愛鷹
2月19日(土)14:25/静岡県営愛鷹多目的競技場/5,859人
磐田 1-0(1-0) 札幌
<得点者>
29分 西 紀寛(磐田)
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とにかく寒い!! 降り止まない雨、吹きつける寒風の中で行われたプレシーズンマッチ。試合は、思わぬアクシデントから始まった。路面凍結のため高速道路が通行止め。迂回した車で交通渋滞が発生、磐田の選手バスの到着が遅れてしまったのだ。そのため、25分遅れで試合が開始されることになった。

まだ調整段階とはいえ、今シーズンを占う意味でも両チームにとって大きな意味のある試合。注目は「自分たちの目指すサッカーがどれだけできるか」だ。

前半、流れは磐田が握っていた。日本代表組も揃い、ほぼベストの布陣。持ち前のパスをつなぐサッカーで相手陣内に攻め込んだ。ダイレクトパスが思うようにつながり、何度も得点チャンスを作った。
中でもひときわ目立ったのは、京都から新加入した崔龍洙だ。前線にいる崔がくさびの働きをすることによって、再びトップ下の藤田へとボールがつながり、マークが甘くなった中山雅史、西紀寛などへスルーパスの出る回数が増えた。また、崔自身の持つクロスの質の高さ、ドリブル突破力、シュート力なども随所で発揮した。
前半29分の得点も、そんな崔が演出した。サイドから攻め込み、相手DFをかわして自らシュート。GKがこぼしたところを西が走りこんで得点。崔の積極性が生み出した得点と言っても過言ではないだろう。

「サイドからの決定力」を期待される村井慎二も存在感をアピールした。山本昌邦監督も「村井の加入でサイドからの攻撃のバランスが良くなった。間違いなく攻撃のバリエーションが増えた」と喜ぶ。この試合でも村井のクロスからの攻撃は有効で、あとはそれに合わせる選手とのコンビネーションを煮詰めていけば、今季の大きな得点源となることは必至だろう。

一方、札幌は主力の一人、金子勇樹がケガで大事をとって欠場したものの、こちらもほぼベストメンバー。柳下正明監督はこの試合で「課題を浮き彫りにすることと、FWのコンビネーションのテスト」を試したいと考えていた。昨年からテーマとして掲げている「アクション・アンド・ムービングサッカー(=常に自分たちから動いて試合を動かす)」をこの試合でも心掛けたが、前半は自陣内での防戦一方。自分たちの目指すサッカーをさせてもらうことができなかった。

しかし、後半18分の清野智秋の投入で流れが変わった。ファーストタッチは中山元気への素晴らしいスルーパスとなり、決定的場面を創り出すも、惜しくもGK川口のファインセーブに阻まれてしまう。だが、これを機に札幌はペースをつかむ。自分たちでボールを回せるようになると、徐のサイド突破や中山の裏への飛び出しなど、得点の可能性をにおわせる場面は何度か見えた。

今季、鹿島から移籍した池内は試合後「負けてしまったけど、内容的には自分たち、チームのやりたいサッカーができつつある。気持ちを切らさずにこれからもやっていきたい」と、J1の強豪ジュビロとの善戦に手応えを掴んだようだ。

まだテスト段階だと言っても、両チームとも着実に、確実に熟成は進んでいる。満を持して迎えたい3月5日開幕戦。それぞれがどんな進化を遂げているのか楽しみだ。

さあ、あと2週間!!


2005.2.19 Reported by BITMEISTER

以上
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