いばらきサッカーフェスティバル2005 2002FIFAワールドカップTM記念事業
2月20日(日)13:05/カシマ/10,430人
鹿島 2-0(2-0) 水戸
<得点者>
23分 鈴木 隆行(鹿島)、36分 本山 雅志(鹿島)
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プレシーズンマッチに臨むチーム間の意識・また選手間の意識の違いが色濃く出た試合だった。練習試合を数多くこなし、実戦練習を積んできたチームと、そうでないチーム。試合開始とともに、その差はすぐに表れた。
水戸はラインを高く保ち、サイドからスピードある攻撃を仕掛ける。「今日はボールを奪ったらできるだけ早く展開しよう」(前田監督)という意識のもと、積極的に前に前に攻め込んでいった。「相手は最初から前からくると思っていたけれど、思ったよりもカウンターが早かった」(本山選手)。
鹿島は「最初はドタバタだった」と内田選手がいうように、プレスも甘く簡単にサイドを抜かれてしまう。昨年の天皇杯では、ほとんど水戸に仕事をさせなかった鹿島だが、今日は面白いようにサイドからクロスを上げられ決定機を与えてしまった。水戸は絶好のチャンスであったPKを岩館選手がはずしたことで、徐々に鹿島に落ち着きが戻り、時間が経つとともに感覚を取り戻していった。水戸の高いラインの裏をつくようになり、前半23分に鈴木選手が、36分に本山選手が得点を決め、結局2-0で鹿島が勝利を手にした。
勝利は逃したものの水戸の選手は「去年やったときよりも、チャンスは多かったと思う。PKを決めていれば流れも変わっていた」(北島選手)とチームの目指すサッカーに手ごたえを感じていた。「チームとしてはやろうとしていたことは出来た。守備ばかりではなく攻撃もやれたし、価値のある試合だったと思う」と前田監督も勝敗に関係なく、選手が成長していることに笑顔を見せた。
対する鹿島の雰囲気は重い。「それなりのパフォーマンスが見せられないのは分かっていた」とトニーニョ・セレーゾ監督は言う。宮崎キャンプではフィジカルトレーニングを行ない、ボールをつかった練習は最後の2日間だけ。鹿島に戻っても戦術的な練習は行なわず、前日に紅白戦をおこなったのみ。「実践的な練習をやっていないので、個人的に体はまだボールに慣れていない」という新井場選手のコメントも納得できる。
しかしそんな中、積極的にボールに絡み、自分のプレーをアピールする選手もいた。青木選手と内田選手だ。青木選手はボランチに、内田選手は右サイドバックに入り、攻守ともにパフォーマンスを見せた。「今日意識したのは守備も攻撃も両方とも。相手のラインが高くて裏がすごく空いていたので、2列目から飛び出せばいいと思っていた。自分でも点が取れればいいアピールになると思うので、今日は狙っていた」(青木選手)。今日の試合は良くなかったと答える選手が多い中で、青木選手は「久しぶりのボランチだったけれど、良く出来た」とはっきりと答えた。また内田選手も「今日は守備だけでなく、攻撃の面でもアピールしようと思った」というように、監督から言われたCBの背後のスペースを積極的に狙い続けた。両者ともに、昨年は控え出場が多く、今年こそはという思いが強い。彼らにとって「試合勘がなかった」では済まされないのだ。そういった意識の違いがレギュラー組と控え組にあるのは否めないが、選手全員が危機感をもって取り組まなくてはチームは盛り上がっていかないのではないか。
「戦う集団ではなくなっている。タイトルを取ること以前に、そういったメンタルを取り戻す必要がある」という本田選手の言葉を痛感した試合であった。
以上
2005.2.20 Reported by 柴田愛子
J’s GOALニュース
一覧へ【プレシーズンマッチ:鹿島 vs 水戸 レポート】結果とは対象的な両チーム。敗戦にも手応えを感じた水戸。実戦不足の鹿島の課題は?(05.02.21)
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