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【2005 キャンプレポート】 モンテディオ山形編(05.02.24)

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最後までJ1・J2入れ替え戦出場を争った激動の2004シーズンを終えた山形は、1月18日、新シーズンをスタートさせた。今季の目標はいうまでも無く「J1昇格」。
その目標達成のため、現在開幕に向け急ピッチでチーム作りが行われている。

この時期、チームを苦しめるのは「積雪」だ。山形の練習場のピッチは雪が覆い、満足にトレーニングを行うことができない。始動から約2週間は地元で室内練習が行われたが、2月1日に静岡県清水のJステップでキャンプイン。それを皮切りに、多くの練習試合を組んだ「関東遠征」を経て、福島県のあるJヴィレッジでのキャンプに入り、そのまま3月5日の開幕を迎えることになる。天候のことだけに予想がつかず、最悪の場合は開幕後もJヴィレッジに留まる可能性も。積雪は毎年のこととはいえ、今季は開幕が若干早く、その影響が懸念される。

とはいうものの、Jヴィレッジでのキャンプ初日を迎えた就任2年目の鈴木淳監督の表情は笑顔だった。キャンプ、関東遠征という2つの日程を終え、開幕に向けての準備は順調にきている、という手応えを感じているようだ。
現在のチーム状況を問うと「キャンプでは疲れが見える選手もいたが、関東遠征を終えて一旦山形に帰り、リフレッシュすることができた。怪我人も少なく、今はすごくいい状態」とのこと。そしてやはり「今年のキャンプは、昨年より開幕が1週間早いことを念頭に、早めに仕上げることを意識して取り組んだ」そうだ。
1回のトレーニングの量を増やすと共に、テンポも早めにしてきたそう。選手にとっては過酷な日々となった。

開幕までのテーマは「個人のスキルアップ」で、通常この時期に取り組む「チーム戦術の理解」という部分にはあえて大きく時間を割かず、個人の技術やプレーの精度を高めることに重点を置いてきた。これは個人のスキル不足が、昨年のJ1・J2入れ替え戦出場にあと一歩届かなかった要因のひとつだったと感じているためだ。現在のところ、練習時には選手たちのプレーの質は確実に上がっているという。残り1試合となった練習試合(2月26日・対鹿島戦)で総仕上げが行われることになる。

2月14日から20日まで行われた関東遠征では大学チームを含め、5試合をこなした。全て同じメンバーで臨んだわけではないが、1週間で5試合はハードな日程。これも、短い準備期間を考慮し、例年よりも多めに試合が組まれたもの。
J1チーム(柏、千葉、F東京)との対戦では1勝2敗と黒星が先行したが、鈴木監督は「結果はあまり問題じゃない」とした。「それよりも試合の中で様々なことがチェックできたことが大きい」と、収穫の多い遠征となったようだ。

キャンプに続いてのこの遠征で、メンバーが大幅に入れ替わった選手たちもひとつにまとまった。今季新加入の選手は10人だが、「コミュニケーションの部分では問題ない」と鈴木監督も話す。
そして何より、例年にないハードなトレーニングや多くの練習試合を消化してきた選手たちは「今季戦い抜く自信が身に付いた」と口を揃える。チーム関係者も「選手の顔が引き締まったように感じます」と話すほどだ。

今この時期に手にした自信は、今季チームの大きな力となるだろう。
他チームが続々とキャンプを打ち上げ地元での練習をスタートする中、更なる力を蓄えるべく、モンテディオ山形のハードなキャンプは現在もJヴィレッジで続いている。

2005.2.23 Reported by 高木聖佳

以上
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