4月28日(木)J1 第8節 名古屋 vs 東京V(19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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10年ぶりの3試合連続完封勝利で現在リーグ2位の名古屋。前節は、柏の早いプレスとスピードある攻撃に攻め込まれながらも、90分間集中し守りきった。攻撃では前半35分に中村選手が先制、そして後半ロスタイムにクライトン選手が追加点を決め、攻守ともに安定した戦いを見せた。
明日は、ここ2年間勝てていない(1分3敗)東京Vとの対戦だ。東京Vには6得点でG大阪の大黒選手と並びリーグ得点首位のワシントン選手がいる。彼をどこまで押さえることが出来るかが鍵となる。
開幕から4バックで戦ってきた名古屋だが、ここ2試合は3バックを採用。古賀選手の出場停止や角田選手の体調不良で4バックの1角が不在だったため3バックとなったが、もともとやっていた形だけに選手にとまどいはない。現在、3試合連続完封勝利をあげ、失点4はリーグ最少。「4-4-2でも3-5-2でもどちらでも戦えることが出来るというのは収穫だ」とネルシーニョ監督も納得の結果だ。「守備の安定」これが名古屋の快進撃を支えている。
その要因の一つには「前線からの守備」があげられる。「直志君(中村選手)と守備意識を高くしようと話し合って、バランスよく出来ている」と山口選手が言うように、全員の守備意識が高く、DFラインの負担も少ない。また「前線からしっかりプレスをかけることでコンパクトに戦えている」(ネルシーニョ監督)中盤でボールが取れることで、攻守の切り替えが早いのも名古屋の強みだ。
さらに90分間通して集中力が維持できるのも大きな要因。前節の柏戦でも「90分通して攻め込まれる時間帯が多かったが、集中を切らさずに守りきった」と古賀選手が答えたように、最後まで集中が途切れることはなかった。開幕直後は後半ラスト10分で失点することが多かった名古屋だけに、無失点で試合終了という結果は大きな成長といえる。
その集中力の維持に大きな役割を果たしているのが、秋田選手の存在だ。第5節のF東京戦で初出場となり「やっと開幕したね(笑)」と答えた秋田選手だが、その後2試合はスタメン出場をはたし無失点に抑えている。「後ろから口を酸っぱくして言っている」と本人も言うほど、最終ラインから絶え間なく聞こえるコーチングの声は窮地になるほど心強い。明日も秋田選手がしっかりと全体を引き締めてくれそうだ。
その名古屋にとって東京Vで最も注意すべきなのは、ワシントン選手の存在。ゼロックススーパーカップで日本代表DFの中澤選手(横浜FM)を引きずりながらゴールするというセンセーショナルなデビューを果たした彼は、ここ2試合連続で2得点と、J1リーグでもっとも危険なFWといえる。パワーだけでなくテクニックもある彼に、ゴール前でボールを持たせたらかなりの脅威だ。また第6節から試しているワシントン・森本選手の2トップとトップ下の平本選手の連係も「3人の連係はこの間よりよくなった」(森本選手)と試合を重ねるごとに高まりを見せる。明日の試合では、名古屋がこの攻撃陣をどう抑えるかに注目したい。
名古屋ネルシーニョ監督・東京Vアルディレス監督ともに今年で就任3年目を迎える。現監督同士での対戦は今までに3回。結果はアルディレス監督の2勝1分で、ネルシーニョ監督はアルディレス東京Vにいまだ勝てない状況。明日はネルシーニョ名古屋が一矢報いることが出来るだろうか。
以上
2005.04.27 Reported by 柴田愛子
J’s GOALニュース
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