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【J1:第8節 川崎F vs 横浜FM レポート】王者・横浜FM相手に川崎Fが真っ向勝負。白熱の神奈川ダービーを川崎Fが制す(05.04.29)

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4月28日(木) 2005 J1リーグ戦 第8節
川崎F 2 - 1 横浜FM (19:04/等々力/12,795人)
得点者:'28 マルクス(川崎F)、'49 黒津勝(川崎F)、'72 那須大亮(横浜FM)
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 この日、横浜FMは中澤が急きょ、欠場。3月13日からのインドネシア遠征(AFCチャンピオンズリーグのため)で発症した右ひざ関節痛がよくならず、前日の練習後にさらに悪化。「全治2週間と言われているが、痛みが引いてくれば頑張ってもらおうと思っている」と岡田監督は話したが、次節も欠場は濃厚とみられる。
 一方の川崎Fは、チームの要であるジュニーニョがこの試合から復帰。2連敗しているだけに、エースの存在はチームにとって試合の「核」となる。

 試合は前半、強風ということもあり「風下でボールをおさめるのがひじょうに難しかったが、ワンチャンスを生かせた」と川崎F・関塚監督が語ったように、横浜FMがボールポゼッションで上回り、ジュニーニョにも厳しくチェックにいくなど貫禄をみせる戦いぶりだった。が、「ワンチャンス」を活かした川崎Fに先制点は生まれた。

 28分、中村がロングパスを送る。これに走りこんだ黒津が周囲をよく見て右サイドの長橋へ通すとダイレクトでクロスがあがり、そこにマルクスが飛び込んだ。「終わってみれば、このゴールが勝利に結びついたと思っています」(関塚監督)という鍵となる1点だった。
 さらにハーフタイムをはさんだ後半4分、開始早々に川崎Fは追加点を奪うことに成功する。「F・マリノスがラインを上げているのが見えたので、動きを修正してから走りこんだ」という黒津がアウグストからのセンタリングに頭で合わせる。ここ4試合で3得点、好調ぶりをアピールした。

 しかし、連敗は避けたい横浜FMも黙ってはいない。大橋が度々ミドルシュートを放ち、奥を中心に中盤からの組み立て、サイドから田中、ドゥトラを使い、何度も川崎Fのゴール前を襲っては、川崎F守備陣が体を張って守るという光景が繰り返される。そして、ついに後半27分、直接FKのチャンスからゴール前にこぼれたところを那須が押し込んで1点差に迫る。
 ここから試合は一進一退の激しい展開になり、横浜FMは松田を上げて残り少ない時間に賭ける。関塚監督もすばやく動き、疲れのみえた中村を下げ佐原を投入。松田にマークをつけ、決定的な仕事をさせない。そして、ヒートアップしたままロスタイム4分が終了。

これで横浜FMは今季初の連敗だが、「パーフェクトに近い試合をしてくれた。たった2回ゴール前で相手を離してしまったが、それ以外は今シーズンいちばんいい試合をしてくれたと思います」と岡田監督。川崎Fは、2連敗後の勝利とあって、横浜FMの猛攻を凌いだ選手たちに「守備の面で非常に集中してブロックを作って戦った。それを誉めてやりたい」と関塚監督。
両監督から選手を労う言葉が出た、白熱の神奈川ダービー。サポーターからの応援にも熱がこもった一戦は、川崎Fに軍配があがった。


以上

2005.04.29 Reported by 隠岐麻里奈
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