5月14日(土)J1 第12節 千葉 vs F東京(19:00KICK OFF/市原)
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前節の千葉は浦和を相手にディフェンスラインを下げすぎることなく、ボールを持つ選手に対して数的優位を作る守備で、今シーズン初の無失点試合を演じた。しかし、その一方でFW巻誠一郎、MF羽生直剛が決定機のシュートを外し、MF阿部勇樹のシュートがゴールポストに2回弾かれるなどしてノーゴール。浦和のGK都築龍太の好セーブもあってスコアレスドローに終わった。試合終了の笛が鳴ったとき、DFストヤノフやMF坂本將貴などがピッチに倒れこんだり、座り込んだりしていた。その姿からは、内容は勝ち試合といえる死力を尽くした戦いが勝ち点1で終わった無念さが感じられた。
選手たちは「あのチャンスに決めていれば勝てた。責任を感じています」(巻)、「1点取れば勝てた試合だった」(羽生)と決定力不足を悔やんだ。だが、無失点ながらも守備的な戦い方をしたのではなく、何度も得点機を作り出す攻撃ができたことに対してはもっと自信を持っていい。幸いにもゴールデンウィーク絡みの連戦は前節で終わった。久しぶりに約1週間の猶予を与えられ、身体も頭脳も疲労困憊だった選手たちはリフレッシュして今節に臨める。DF水本裕貴、MF水野晃樹はU-20日本代表の試合に招集されていたが、コンディションによほどの問題がない限りはスタメンだろう。
前節のF東京は大宮に先制点を許したものの、一時は逆転に成功して3-1にまでリードを広げ、第4節以来の勝利は目前だった。しかし、ロスタイムにゴールを許して3-3の引き分け。連敗は6で止めたが、またもや勝利を手にできなかった。しかし、負傷のため戦列を離れていたFWルーカスが交代出場し、スタメンで出場のFW近藤祐介がゴールをゲット。6連敗中は無得点試合が4試合、1得点が1試合と得点力不足に悩んだが、前節では3得点を挙げた。DF金沢浄、MF梶山陽平などの負傷者をまだ抱えているが、調子は確実に上向いてきている。
両チームのリーグ戦の対戦成績は千葉の1勝6分3敗。2003年シーズンからは4戦連続で引き分けている。昨シーズンのファーストステージでは千葉が2人の退場者を出しながらも0-2から追いつき、セカンドステージではF東京が1-3から同点(3-3)とした。
今節終了後にリーグ戦は一時中断となり、来週(5月21日)にはナビスコカップ予選リーグ第3節で再び千葉とF東京が対戦する(F東京のホームゲーム)。気持ちよくナビスコカップに臨むためには、やはり今節の勝利は欠かせない。お互いに一歩も譲らない接戦が展開されそうだ。両チームともボールを奪うとすぐにスピーディーな攻撃を展開するため、攻守の切り替えが試合のポイントとなるだろう。また、千葉としてはF東京のMF石川直宏、MF今野泰幸らの豪快なミドルシュートを警戒した中盤の守備も重要だ。
昨シーズンの千葉は5月の公式戦で1勝もできなかった(4分2敗)。今年の5月もまだ未勝利だが、同じ轍を踏むわけにはいかない。そのためにも今節は大事な一戦だ。マスコミは千葉の勝利によく『オシム・マジック』と書き立てる。確かに選手交代策などオシム監督の采配は見事なことが多い。だが、選手たちが身につけてきた実力は他力に頼り、時間が経てば消えてしまうような魔法ではない。それを選手たちには勝利で証明してほしい。
以上
2005.05.12 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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