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【J1:第12節 横浜FM vs 浦和 プレビュー】昨季の年間王者を争った両チームが、今季の苦しい状況下で対戦する一戦。ACLを逃した横浜FMの戦い方に注目(05.05.15)

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5月15日(日)J1 第12節 横浜FM vs 浦和(14:00KICK OFF/日産ス)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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 昨シーズンのサントリーチャンピオンシップを争った強豪同士の一戦。リーグ中断前の第12節、注目カードとなる。

 その時々により両チームの状態は違えども、優位か劣勢かはそれほど差異のあるものではなかった。しかし今回、横浜F・マリノスの状態は非常に苦しい。
 横浜FMにとっては、約1ヵ月半で13試合の強行スケジュールのラストゲーム。肉体的な疲労は、個々にもチーム全体にも影響が出ている。さらに戦術練習がほとんどできていないことで攻守の歪みも露出してきているのが実情。それ以上につらいのが、5/11の中国でのアウェイゲームでACL(AFCチャンピオンズリーグ)敗退が決まったことによる精神的なショック。アジアとJリーグでの優勝という、今季の2つのメインテーマの1つを失ったことのダメージは計り知れない。立ち直り、頑張り、気合いなど、曖昧な処方箋ではとうてい治すことなどできないのが現在の傷口だ。

 対する浦和レッズも、優勝候補といわれながらまだ本来の姿ではない。前節の千葉戦でも、攻め込まれて危ない場面が連続していた。ただ、このチームが波に乗るのはまず攻撃の牽引から。得点を重ねることで、攻守の歯車が自然と合ってくる。そこへの原動力は、何といっても現在4ゴールのエメルソン。このエースの爆発をサポーターは待っている。
 エメルソンの主戦場、右サイド(横浜FMにとっては左サイド)。5/11のACLでは、横浜FMは山東にこのエリアをかなり崩されていた。ドゥトラと河合の連係、ポジション取りなど、珍しく齟齬をきたしていた。そのために後半、何度も裏を取られたのだろう。中3日以内でこの修正をするのは容易ではない。レッズ・アタッカーのスピードが、このエリアを席巻するようだとゴールラッシュの可能性も出てくる。
 また浦和のディフェンス、ロングボールへの対応も興味深い。サントリーチャンピオンシップでの効果的なフィードの再現を、闘莉王を中心とした最終ラインがどのように阻むのか。これをシャットアウトされると横浜FMのビルドアップはサイドからに絞られてくる。

 ギャンブルを嫌う岡田監督は、リーグへの首位追撃プランを、『7月のリーグ戦再開後で…』と冷静に練って構えるかもしれない。それは前節の勝ち点3が、気持ちに幾分の余裕をもたらしたからかも。
 勝ちを生かす引き分け、引き分けを生かす勝利。首位の背中を追わずに、まずはリーグ戦で自分たちが地道な戦いを重ねていくことで、首位との距離は狭まってくるはずだ。逆に、ここを再開前のひと踏張りとする案もある。25日のACLグループリーグ最終戦(三ツ沢)が消化ゲームとなったことで、リーグ戦に100%の注力ができる。具体的には疲労の抜けない選手や故障あけの久保、山瀬(功)も動員。この一戦への対応に、岡田監督の現在の心境が投影されるはずだ。
 しかしこんな机上の考察など、あっという間の先制ゴールが生まれれば、一気にふっ飛んでしまうだろう。例えばACLでは大事を取った坂田の疾風ゴール。浦和ならば永井の思い切って振り抜く一撃か。両チームの相違は、その後の展開。浦和はエメルソンを旗頭に、すかさず2点目、3点目を狙ってくるだろう。横浜FMならば、ディフェンスにウエイトを置きつつ2点目までをゆっくりと狙うに違いない。このゲーム、先制点が生まれた後の攻防がポイントになりそうだ。


以上

2005.05.14 Reported by 池田博人(インサイド)
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