5月14日(土) 2005 J2リーグ戦 第12節
京都 0 - 3 鳥栖 (14:04/西京極/7,235人)
得点者:'15 鈴木孝明(鳥栖)、'21 鈴木孝明(鳥栖)、'44 新居辰基(鳥栖)
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鳥栖が京都から大金星。しかも、鉄壁を誇っていた京都のディフェンスから3点をあげ、守っても無失点で京都強力フォワードの松田、田原、パウリーニョを黙らせての完勝となった。
鳥栖は、ケガの氏原に代わって鈴木をフォワードに、ボランチにビジュを配して臨む。この鈴木が、この試合を決めるワンダーボーイとなるとは誰が予想しただろうか。
序盤、試合を支配したのは京都だった。右サイドから多彩な崩しを見せたのは星。右サイドバックの鈴木和、ボランチの米田、斉藤から何度もボールが配給されてチャンスを作る。そして、左サイドからは三上が、中払が中に入った後のスペースを使い果敢に攻め上がる。
開始15分までの京都ペースに得点は近いと誰もが思ったかもしれない。そこに立ちはだかったのが鳥栖のセンターバックの八田と井手口だった。特に松田へのクロス対応は完璧で、味方に安心感を与えるには充分という働きを見せる。ラインコントロールも見事で前半だけでも5本、京都のオフサイドを誘う。
そして、15分。押し込まれていた鳥栖がワンチャンスを作る。パスミスを奪った宮原が鈴木へ送り、鈴木は前方に京都DF鷲田がいたにもかかわらず右足を振り抜き、チームに先制点をもたらした。
先取点を取られた京都だったが時間帯が早かったこともあって慌てることもなくすぐに反撃に出る。しかし鳥栖は、今度は右サイドの奈良崎からのクロスに鈴木がマークをすり抜け押し込んで追加点。
京都にとっては隙を突かれたといった感じの失点だろう。それが証拠に京都の守備陣は鳥栖の攻撃を早いチェックで潰し確実に自分たちのボールにして攻撃を仕掛けていたし、米田、斉藤を中心に、小気味よくボールを回していたと言っていい。しかし、僅かなマークへの甘さが失点につながり、結果、若い鳥栖に自信を与える結果となった。
鳥栖はこのリードにボールへのチェックが早くなる。チームとしての守備というよりボールに近い者が積極的に当たりに行くというだけのチェックだが、鳥栖の勢いを表していた。
そして前半終了間際に、鈴木のシュートを京都GK平井がはじき、そのこぼれを新居が決めて3点目。
後半、京都は早くから美尾、田原を投入してパワープレイを仕掛ける。交代直後の田原がシュートチャンスを迎え、その後も松田、田原が頭で鳥栖ゴールに迫るも得点には至らずタイムアップ。
後半は京都の攻撃よりも鳥栖の集中したデイフェンスに見応えがあり、特にGKのシュナイダー潤之介のクロス対応は抜群だった。荒削りながらも無敗の京都に一泡吹かせた鳥栖の戦いを称えたい。
京都は敗れたものの内容は悪くなく、次節の草津戦までにきちんと切り替えてくるだろう。ただ、あれだけ攻撃しても無得点だったという懸念材料は残っているが…。
以上
2005.05.14 Reported by 武田賢宗
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