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【2006FIFAワールドカップドイツ大会 アジア地区最終予選 日本代表 vs 北朝鮮代表 プレビュー】世界最速でのW杯出場決定がかかる一戦。布陣を2トップに戻し、ジーコ・ジャパンが無観客での決戦に挑む。(05.06.08)

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2006FIFAワールドカップドイツ大会 アジア地区最終予選
6月8日(水)19:35キックオフ(日本時間)/タイ
北朝鮮代表 vs 日本代表
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イラン代表 vs バーレーン代表(イラン/23:35キックオフ<日本時間>)のリアルタイム速報はこちら
※日本のW杯出場が決定した場合には、リアルタイム速報は行いません。ご了承ください。
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 アウェイでのバーレーン戦に勝利して、Bグループ2位を堅守。いよいよ日本代表がW杯アジア最終予選突破を決定しようとしている。
 そんな試合に日本代表は3人の選手が出場停止処分を受けてしまった。三都主アレサンドロ、中村俊輔、中田英寿の各選手である。ジーコ監督はバーレーン戦で中村と中田、そして小野伸二を共存させるために1トップの布陣を敷いたが、これら3選手がピッチ上に立てない(小野は右足疲労骨折のため)ことによって布陣がどのように変わるのか、注目された。6日の公式練習時にジーコ監督の出した答えは2トップに戻すというもの。紅白戦のピッチには鈴木隆行と柳沢敦がFWとして出場し、彼らへとパスを供給する選手として小笠原満男が指名された。

 バーレーン戦では柳沢のポストが起点となり小笠原の得点を生んだが、守備の固さを誇る北朝鮮に対してFWが1枚だけでは、なかなか思うようなプレーはできないだろう。また中村、中田英という2選手が出場できないという状況では、FWの2枚を前線に貼り付けておいたほうがより攻撃時の可能性は高まるという判断があったはずだ。小笠原とのコンビも含めて、前の3人での連係がこの試合のポイントとなる。
 小野不在のボランチには稲本潤一が先発のピッチを踏む。福西崇史とのコンビは、「状況を見ながらバランスを見てやりたいですが、基本は後ろ気味になると思う。満男(小笠原)が出て行く中でバランスを取りたい」(稲本)と守備的な役割を任されることになりそう。しかしそれでも6日の紅白戦ではタイミングを見て攻撃に参加し、チャンスを広げていた。相手のマークが手薄になりがちなボランチからの飛び出しが得点のためには不可欠になる。そういう意味でも、稲本にはこの先発のチャンスを生かしてほしい。

 北朝鮮は、前回の対戦では3バックで試合をスタートさせ、前半の途中から右サイドの選手が最終ラインに吸収されて4バックへ変更してきた。ただ、その直接の原因となった三都主がこの試合では出場停止となっており、日本戦がどのような布陣になるのか不透明な部分が残る。6日に行われた公式練習では3バックを試しており、今回も3バックでスタートさせる可能性は十分にある。
 出場停止の三都主に代わって出場することが確実な中田浩二は「アレ(三都主)みたいにやれるとは思っていない。ぼくのやり方で、攻撃の時に顔を出したい。スペースがあれば上がっていきたい。ここ何日かで連係を確認できればいいと思う」と述べ、自分なりのプレーを展開することに自信をにじませていた。

 日本は引き分け以上でW杯予選突破が決まる。
 一方、ここまで全敗の北朝鮮は残り2戦でBグループ3位を確保し、プレーオフでのW杯出場を目指したい。そのためには、この日本戦を引き分け以上、できれば勝ち点3を奪って終え、(バーレーン対イラン戦の結果次第ではあるが)最終節に3位の座を賭けてバーレーン戦に臨みたいところだろう。その可能性をつなぎ止めるためにも、この日本戦は勝ち点を取ることに主眼をおいてくるはずで、そのために無尽蔵の運動量を披露すると思われる。35度を超える気温と高い湿気を帯びて、まとわりつくような空気。そうした不快感一掃してくれる代わりに、一瞬にしてピッチを水浸しにするスコール。タイの気候は、北朝鮮が試合を体力勝負に持ち込むにはもってこいの環境だと言える。
 北朝鮮は、安英学(名古屋)がケガからのリハビリ過程にあり、おそらくこの試合には間に合わないだろう。攻守に渡って北朝鮮の大きな戦力になっていた選手だけに、損失は大きい。ポイントは、李漢宰(広島)とキム・ヨンジュンが組むと予想されるボランチのコンビ。このポジションの完成度次第で、試合展開は左右されることになるだろう。

 主力4人を出場停止やケガで欠く日本だが、総合力ではやはり高いレベルにある。そうした日本に対して、北朝鮮は真っ向勝負では太刀打ちできないだろう。しかし彼らが確実に日本よりも上回っている点、つまりフィジカルでの勝負に持ち込めれば善戦はできるだろうし、タイの環境を考えればそれは可能なことである。

 お互いに勝ち点がほしい一戦は、気持ちの強さが結果を左右するようにも思われる。90分を終えて目撃する光景は、どのようなものになるだろうか。


以上

2005.06.07 Reported by 江藤高志
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