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《ワールドユース2005》★中村北斗選手(福岡)インタビュー〜1〜★(05.06.07)

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中村 北斗 Hokuto NAKAMURA
(アビスパ福岡・MF・背番号22)
国見高−アビスパ福岡
1985年7月10日生 長崎県出身 167cm/64kg


2005年のFIFAワールドユース選手権に向けた代表チームが立ち上げられた2003年7月の「国際ユースサッカーin新潟」以来、多くの選手が代わる代わるに招集されてきた。05年に入りU-20日本代表となってからだけを数えても、実に49人が候補に名を連ねている。そんな中、立ち上げ時からコンスタントにチームの力となってきたのが中村北斗だ。

小学5年生でリフティングがわずか10回しか出来ないにも関わらず(本人談)、長崎県選抜入り。当時は選抜で、現在はU-20日本代表でチームメイトの兵藤慎剛(早稲田大)は「ちっさくって、きゅんきゅんドリブルして、ホント身体能力でサッカーしてるヤツでした」。その身体能力の高さは今も健在。90分間、攻守に渡って走りきれる体力、無理な体勢でもクロスをあげられるボディバランスの良さ、そしてブラジル遠征でも負けなかった1対1の強さ。代わりのきかない右ウイングバックだ。

「サッカーをやるのであればプロになるつもりでやれ」。両親の叱咤激励の下、長崎県国見高校へ進学。高校時代は、3年連続で全国高校選手権に出場、2度の優勝という華々しい経験を誇る。卒業後は、チームメイトでU-20日本代表チームの主力でもある平山相太(筑波大)、兵藤が大学進学を決める中、アビスパ福岡入りした。1年目となった04年は代表とチームを往復する日々が続き、リーグ戦出場はなし。しかし2年目の今年はキャンプからチームに帯同。開幕からスタメン出場を果たし、既に3得点を決めている。 選手として成長のまっただ中でワールドユースを迎える彼に、福岡での話を聞いた。(インタビュー:了戒美子)

◆「中村北斗選手(福岡)インタビュー〜2〜」はこちら
試合に出られてるようになって、1対1での仕掛けとかについて考える。楽しいッスね。
−今年に入りJリーグでコンスタントに出場していますね。何かきっかけがあったのでしょうか?


中村北斗選手(以下中村) 去年もメンバーに入りそうなところにはいて、自分の中ではずっと「チームに慣れれば入れるのでは…」っていう状況だった。自分の中では、だけど。
今年はキャンプからチームにいられて、紅白戦とか練習試合とかに先発メンバーで出られて、それでチャンスをつかめたっていう感じ。去年は、ユース代表に行ってケガして帰ってきたりして、松田監督(福岡)にも、『調整しに、チームに帰ってきたの?』って言われてたくらいだった(笑)



初ゴールを挙げ、試合後にサポーターから祝福を受ける 
−コンスタントに出られるようになったけれど、チームは勝利から遠のいていますね(福岡はJ2第8〜13節で5分1敗と勝利がなく、中村がU-20日本代表招集でチームを離れた後の14節(5/28)で久しぶりの勝利)


中村  今、苦しい試合が続いてるから、きついッス。高校の時にも勝てない時期とかは、いつも同じような時間帯に失点してた。そういうのがクセみたいになっちゃう。福岡でも、みんな意識してるのかなぁ。引き分けになりそうだ…とか。俺は意識しないようにしてるんですけど、ミーティングでそういう話が出ることもあるし、やっぱり少しあるのかも。
高校の時も「今日は勝ちにいくぞ」って言ってても、負けたり引き分けたりで同じような試合がずっと続くことがあった。でも福岡はそろそろ切り替わって、俺がワールドユースに行ってる間に連勝してそうな気がします。あんまり(自分にとっては)よくないけど(笑)…でも、いいッス。


−試合に出場してみて、手応えを感じていますか?


中村 納得いくような試合はないッスね。3得点は決めてますけど、ただ決めてるだけ、みたいな感じです。良いプレーをして、その上で点を決めたかった。


−自分のプレーを、改めて自分の言葉で紹介していただけますか?


中村 攻撃だったら1対1の場面では積極的に出ていって、クロスだったりシュートだったりを習得中。それを持ち味にしようとしてます。


−仕掛けて抜くというのは、中村選手にとって新しいプレースタイルですよね?


中村 国見高校時代はインターセプトして、そのまま持って行くという感じだった。足元にもらって1対1で仕掛けるというのはなかったから、そういうところで色々考えたり、楽しいッスね。
今年最初の頃に比べたら、自分の中でも変わったっていうのがわかる。次はどうしよ、次はどうしよ、という動き方とかがわかってきて、っていうところだったんですけど…。(11節徳島戦、12節山形戦では、これまでのサイドハーフではなく、サイドバックとして出場して)まあサイドバックもやってみて、どっちも出来るようにしておこうかなって思ってる。


−松田監督(福岡)は、さらに上の世代の日本代表を目指すなら、サイドバックのほうがいいんじゃないかとおっしゃってましたが?


中村 そうなんですか(笑)。代表っていうのは結果を残して選ばれるもので、ただ目指しても入れるものじゃない。だから、その時その時を一生懸命やっていきたいなって…。



−試合に出るようになって、ご自分の中で何か変わりましたか?


中村 それはないけど、プロに入って体が細くなったんじゃないッスか、多分。筋肉が付き過ぎてたわけじゃないけど…付き過ぎてたんかな? まあ、(筋トレを)バリバリやったから筋肉が付いたわけじゃなくて、生まれつき付いてましたから。今がちょうどいいくらいッスよ。


−お母さんが『生んだ瞬間に筋肉質な子だってわかった』と、おっしゃってますしね(笑)


中村 うちの親でしょ。もう…どうやってわかるんすかね?(笑)


−筋肉のこと以外で、何か変わったという実感は?


中村 去年までは代表しかアピールする場所がなかった。今年はチームでも試合に出られているので、二重にアピールできていると思う。自分自身でも、成長できてるなと感じてます。
コンスタントに試合に出場するようになった中村は、福岡の勝敗のについても「わが事」として語ることができるようになった。チームへの責任感と自分のプレーへの自信。どうやらその2つが福岡での試合出場の中で手に入れたもののようだ。
そして今、彼の目の前にあるのはFIFAワールドユース選手権。後編では、成長過程にある中村にとって、さらなる飛躍のきっかけとなるであろうこの大会について迫る。

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