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《ワールドユース2005》★中村北斗選手(福岡)インタビュー〜2〜★(05.06.08)

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中村 北斗 Hokuto NAKAMURA
(アビスパ福岡・MF・背番号22)
国見高‐アビスパ福岡
1985年7月10日生 長崎県出身 167cm/64kg

「チームではなかなか試合に出られないけど、代表で精一杯やることがチームへのアピールにもなるし、大切なこと」。

昨年、福岡での出場機会に恵まれない時にも、中村北斗はU-20日本代表に全力で取り組んできた。大きな大会もなく、モチベーションを維持するのが難しい時期のトレーニングキャンプにも、同じ気持ちで臨んできた。

ここまでの全てを発揮する場、FIFAワールドユース選手権が目前に迫る。彼はここで何を発揮し、何を持ち帰ろうとしているのだろうか。(インタビュー:了戒美子)

◆「中村北斗選手(福岡)インタビュー〜1〜」はこちら
ワールドユースを経験すれば、自分の中でちょっと変われるような気がしてる。
‐5/11のU-20カメルーン戦、5/24のU-20チリ戦、壮行試合2試合の出来はどうでしたか?


中村北斗選手(以下中村) チームがもう少し点を取らないといけないし、勝てる試合も負け試合になってしまうような試合だった。決める時には落ち着いて決めて、攻めてる時には良いポジション取って…っていう感じでやっていきたいなって思う。


‐収穫もあったのでは?


中村  いや…やっぱり本番前に負けておくっていうか厳しい試合をしたほうが、本番につながるっていう感じがする。高校(国見高)時代は大事な試合の前にいつも負けてて、内容も全然よくないんだけど、そこでミーティングやって実際の大事な試合には勝つっていうことが多かったから…。


‐U-20日本代表の大熊監督からはどういう仕事を期待されていますか?


中村 3バックだったら、逆サイドにボールがあるときは(守備に下がって)4バックみたいな感じでって言われてます。
攻撃に入ったら、中に持って行ったりとか、PKをもらえるくらいどんどん行っていいって言われます。左サイドが前線にいった時は、逆サイドが頑張って守備に入って枚数を増やすようにって…。大変ッスよ(笑)



‐でも、おかげで右サイドは安定してるように見えますよ。


中村 そうですかね、自分ではわからないけど。試合中は自分との戦いの部分が大きいッス。「みんな動け」っていうよりは自分との戦い(笑)。


‐今年に入り、本田圭佑選手(名古屋)や伊野波雅彦選手(阪南大)ら新しい選手が定着していますね。


中村 本田が入ったことで、攻撃のバリエーション増えたと思う。伊野波(ボランチ)は、このチームにはあまりいなかったつぶし屋。コンビネーションでわかんないとこがあると結構聞いてくる。


‐国見高校時代、チームメイトだった平山相太選手(現・筑波大)が前回のワールドユースに出ています。中村選手とって、この大会は特別な大会なのでは?


中村 いや、別に。(平山)相太が出てても(前回のUAE大会を)あまり見てたわけじゃないし…。
ただ、大会後に自信を付けて帰ってきた感じがした。自分もワールドユースを経験すれば、自分の中でちょっと変われるような気がしてる。


‐そのイメージは、前回の平山選手を見ているから?


中村 そうッスね。今回の自分は、前回大会の今野さん(泰幸/当時:札幌)みたいにJ2のチームから参加してるという立場。この大会がいいアピールになると思う。大熊監督も「ワールドユースを経験するとしないでは違う、何かが変わる」って言うから、そうなんだろうなって。


‐昨年の平山選手は不調を極めたように見えましたが、中村選手はどう見ていましたか?


中村 試合を見たらそう思うかもしれないけど…。僕はそんなにやばいと思わなかった。アジアユースも別に普通ですよ。点を決めなかったから落ちてるとか、そういう感じはしてないッスね。
ただ、いつも結果で2人の勝負をしてます(笑)。試合であいつが点を決めたとか、僕がアシストしたとか、結果で勝負してるんです。カメルーン戦でも(平山選手が1得点で)『俺の勝ち』とか言ってきて。でも僕のセンタリングをあいつが外してたから「お前のせいやろ」とか言って(笑)。試合後とか、隣にいるのに『俺の勝ち』とかメールが入ってくるんですよ。意味わからん(笑)



5/24の壮行試合後に、国見高の同級生・兵藤選手(左)と 
‐いいライバル関係ですね(笑)


中村 あいつが点を決めると悔しい、みたいな感じ。試合の時はうれしいんだけど、試合が終わったらすぐに悔しい(笑)


‐同じく国見高校の同級生だった兵藤慎剛選手も含めて、3人で世界へ行きたいという気持ちはありますか?


中村 そうッスね、それはありますよ。やっぱり相太と兵藤はちょっと注目されてるから、遅れないようにしないと。相太は高校の時からズバ抜けてた。兵藤も体が強くなってるし、技術面でも、あれ以上うまくなったら日本代表に入るっしょ。


‐ワールドユース前の最後の海外遠征となったブラジルで得たものは大きかったですか?


中村 最初は、やばかったッスね。最後になって、みんな動けるようになったけど、やっぱりうまいなって…。得たものは、「あ、ブラジル」っていうこと。やっぱり世界でいちばん強い国、っていう感じかな。


‐自分の力はどこまで通用すると思いましたか?


中村 強いチームはひとりひとりが上手かったし、体の強さで少し差も感じた。でもそんなに負けてるって感じでもなかったけど。
チームとしては結構自由にやられたし、リスクを冒してでも来るっていうのは日本のチームにはない、って思った。自分たちの足が止まってからも相手は走ってたし、そういうところは強化していかないと…やることいっぱいありますね(笑)


‐ワールドユースが目前に迫ってきました。対戦国は気になりますか?


中村 オランダのバベル(アヤックス)っていう選手をテレビで見たけど、すごいッスね(笑)。でも、そんなに意識してないッスけどね。どんなビッグチームで試合に出てても関係ないです。戦うのは所属チームじゃなくて代表チームで、だから。


‐大会での目標は?


中村 いいアピールをして…試合に出たら、自分の全力を出し切るように最初から最後までいい動きが出来るようにしたいなと…。チームとしては、まず予選を突破して、そこからひとつひとつ勝ち抜けたい。前回(ベスト8)より上に行きたいッスね。
平山・兵藤という国見高校の3年間『同じ釜の飯を食った』心強い仲間と挑む世界の舞台。中村はプロで得た自信と、切磋琢磨しあってきた彼等へのライバル心を胸に戦う。
「右サイドは全部自分のエリアだと思っている」。オランダら強豪が相手となる今回のワールドユース選手権。攻守に運動量と強さが要求された時、中村は本領を発揮する。167cmの小兵が右サイドから日本の行く手を切り開く。


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