6月11日(土)J2 第16節 甲府 vs 湘南(18:30KICK OFF/小瀬)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
ジリジリと順位を上げて現在4位の甲府と、第5節の2位から現在7位と急降下中の湘南の対戦は、小瀬陸上競技場で今期初めてのナイトゲームとなる。
甲府は、前節の鳥栖戦で2位浮上の可能性もあったが、2点を先制しながらも追いつかれるという嫌な引き分けだった。やはり甲府の最大の課題は守備にある。得点力(J2トップ)を上回るほどの失点をする場面はないものの、勝ちきれない。勝ちきっていれば、京都と首位争いができていたはずだ。第2クールも1対1の強さや集中力の持続が課題になるだろう。甲府の守備陣は、ある程度組織的には守れてはいるものの、失点シーンを見れば1対1での競り負け、ボールウォッチャーになってマークが甘くなる、という修正点が見られるからだ。
しかし、嫌な引き分け中にも次に繋がる光明は見出している。このゲームではボランチの藤田が腰痛で欠場していたのだが、ポジションは違うものの代わって入った横山が1ゴール、1アシストと活躍。選手層の厚さを証明できた点は甲府の大きな収穫だ。また、選手の競争意識も強くなっているのではないだろうか。今節は藤田が戻ってくるが、大木監督はスタメンで使わない可能性がある。(攻撃の)いい流れを大切にしたいという意図があるのだろう。ここまでの藤田の実績・貢献度を考えれば、外すべき選手ではないと感じるのだが、長い目で見れば厚い選手層を作り上げることがJ1に直結することも予想できる。甲府は完全に流れを掴んでいないものの、確実にいい方向に進んでおり、現在の湘南には完封勝ちを狙ってくるだろう。また、完封勝ちをしなければ、力を出し切ったと言えない。甲府はそれだけのレベルに到達している。
対する湘南は泥沼状態。悪い数字だけを挙げると、3連敗中、3試合で7失点、7試合勝ち無しだ。守備の建て直しが最優先とされるが、センターバックのバリシッチがもう少し冷静にリーダーシップを発揮することができればグッとよくなっていくことは期待できる。ただ、バリシッチと他の選手の意識に大きな隔たりがあるのであれば問題だ。前節は「まるで勝ちたくないって言っているような試合」と切り捨てるほど自分自身とチームに対してフラストレーションを持っていた。このような点を含めて、上田監督がどのような修正・対策を取ってくるのか、その手腕に注目だ。
攻撃面では、第1クールの甲府戦(第5戦・ホーム)でゴールを決めた柿本の得点力、チーム最年長の加藤のプレーに期待したい。狙いは甲府のディフェンスラインの裏をどう狙うかということになるだろう。守備陣が揃ってしまえば、崩すことは難しくなるからだ。このまま勝ち点3が取れなければJ1昇格争いから置いて行かれてしまうだけに、湘南はガムシャラにいくしかない。
以上
2005.06.10 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第16節 甲府 vs 湘南 プレビュー】甲府相手に湘南は悪い流れを止められるか(05.06.11)















