6月11日(土) 2005 J2リーグ戦 第16節
京都 3 - 2 福岡 (14:04/西京極/4,289人)
得点者:'13 アレックス(福岡)、'50 オウンゴ−ル(京都)、'56 リカルド(京都)、'67 宮崎光平(福岡)、'79 パウリーニョ(京都)
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雨の中の首位京都と2位福岡の直接対決は、首位京都がすがる福岡を突き放した。決着はついたもののお互い持ち味を出したスリリングなゲームを繰り広げた。
序盤、京都は今節も先発出場した田原とアレモンの2トップに、ロングボールを後方、そしてサイドから送り込んで相手陣内に攻め込んでいく。対する福岡はつなぐサッカーを展開する。
リズムを掴んだのは福岡。中盤からのパスにグラウシオがワンタッチで散らすと、そこから攻撃のスピードが上がるなど緩急をつけた攻めを見せる。しかし、京都もディフェンス陣が厳しいマークでシュートを打たせない。パスをつなぐもののゴールが遠い福岡に対して、京都はセットプレーから三上、手島がシュートを放ち、星のクロスを田原が頭で合わせてあわや、という場面を作る。そんな立ち上がり13分にゲームは動いた。
攻撃参加した福岡DF川島のクロスがアレックスに渡る。するとアレックスは胸トラップして上がったボールをオーバーヘッドでゴールに叩き込み、先制点をもたらした。その後、京都、福岡ともチャンスを作るものの得点には至らず、福岡は先制点をあげて理想的な形で前半を折り返した。
後半、京都は攻撃的に出る。サイドの三上、鈴木和が積極的に攻撃参加しペースを握る。そして後半開始5分、京都の左CKから斉藤が頭で後ろに流すと福岡ディフェンスに当たり、ボールはゴールに吸い込まれ、京都がオウンゴールで同点に。勢いに乗る京都は56分、三上のスルーパスを受けた中払が倒されてPKを獲得する。これをリカルドが決めて逆転に成功。
これを受けて福岡・松田監督は松下を下げ有光を投入。グラウシオをトップ下に置き、攻撃を仕切りなおす。そして、67分、古賀が京都ディフェンスの裏に走りこんだ宮崎にパスを送ると、宮崎がドリブルから京都GK平井の上を越える柔らかなシュートで同点に追いつく。
今度は京都・柱谷監督が星に代えて加藤大志、中払に代えて美尾を投入する。加藤は田原が落としたボールをシュート。持ち前のスピードを生かして、何度もチャンスを作りだす。京都へ傾いてきた流れを見て、柱谷監督は切り札・パウリーニョを78分にピッチに送り出す。直後、加藤が倒されFKを得るとパウリーニョが豪快に福岡ゴールに突き刺し、すがる福岡を突き放し試合終了。3−2で京都が激戦を制した。
敗れたものの福岡は、堅守を誇る京都の裏を取って得点をするなど全く引けを取らないサッカーを見せた。試合後、古賀の「でも、昇格のチャンスはまだまだある」という言葉で福岡のこれからの進撃を確信できるだろう。
パウリーニョの5節・鳥栖戦以来のゴールで激戦を制した京都はこれで4連勝。こちらはこの連勝をどこまで伸ばすか注目だ。
以上
2005.06.11 Reported by 武田賢宗
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