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【J2:第16節 横浜FC vs 仙台 レポート】梅雨空の下でのキックオフ。横浜FCは11戦勝利なしで、曇天を晴らせず(05.06.12)

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6月11日(土) 2005 J2リーグ戦 第16節
横浜FC 1 - 3 仙台 (14:04/三ツ沢/5,206人)
得点者:'9 小野智吉(横浜FC)、'11 バロン(仙台)、'73 梁勇基(仙台)、'82 梁勇基(仙台)
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前日に梅雨入りしたばかりの関東地方。6月11日(土)の正午、三ツ沢競技場には既に両チームのサポーターが今か今かと開門を待ち列を作っていた。空はどんよりとした曇り空、試合中には雨が降る時間帯もあった…まさに梅雨だ。キックオフは2時、横浜FCがホームに仙台を迎えた。

横浜FCは重田とジェフェルソンの出場停止に加え、膝を痛めていた城は今週、別メニューでの調整をしてきており前日の最終判断でベンチ入りも見送られた。スタメンは、GK菅野、DF早川、トゥイード、河野、山尾、シルビオと小野信義のダブルボランチに右が佐藤、左が小野智吉、前線に内田と北村。一方の仙台はGK高桑、DF森川、富澤、木谷、磯崎の4バックにボランチの千葉、右に熊谷、左に梁、トップ下に大柴、そしてバロンとシュウェンクの2トップ。

試合は開始9分に早くも横浜FCが先制、小野智吉の放ったシュートがバーにあたり下に落ち、そのままゴールラインを割った。「どうしても欲しかった先制点(足達監督)」を手にし勢いづいたかと思われた横浜FC。その2分後、今度は仙台がCKから富澤のヘディング、そのこぼれ球をバロンが左足でゴールへ突き刺し、1−1の同点。ここが「前半の大きなポイント」と両チームの選手たちは後に振り返った。
そしてこの直後のこと。仙台・熊谷が中に絞り、千葉とダブルボランチのようにして中盤を構成。これは熊谷が「千葉の周りにスペースがありすぎる」と判断しベンチに申し出たようで、ルーズ気味になっていたセカンドボールに対するケアをした。一方の横浜FCは北村と内田が「高校からずっと一緒だから息があう(内田)」と語るように、絶妙なコンビネーションの良さでチャンスを作る。結局一進一退の展開で前半は1−1で終了した。

後半、千葉に代えてシルビーニョを投入した仙台は、熊谷の1ボランチ、右に大柴、トップ下にシルビーニョを置き、彼には「ボランチとの間を往復するように」という指示が出された。前半に比べてあきらかに左サイド梁の攻撃が目立ち始め、一方の右サイドでは、攻守に渡り運動量の豊富なサイドバックの森川の動きが目立つ。「うちの狙いだったサイドから崩すやり方が出来ていたと思う(森川)」と、試合後に振り返った。
横浜FCは、後半21分に山尾に代えて中島を、その2分後には小野信義に代えて富永を投入して、富永と北村との2トップに。それと同時に内田とシルビオのダブルボランチにし「バランスが崩れかけていた時間帯であること」と「中盤のスペースを使われ始めていたことを消したかったこと」そして「仙台が中盤をボックス型に戻してきたこと」などを理由に中盤の構成を変えた足達監督。両監督のかけひきが見られた。

そこから仙台は梁の2得点(28分、37分)を追加し、1−3の勝利。アウェイの地で貴重な勝ち点3をあげ、仙台からかけつけた多くのサポーターからは歓喜の声が上がった。
今シーズン初の逆転勝利をあげ、2連勝にも一様に笑顔を見せた仙台の選手たち。「前節の勝利を無駄にしないためにも絶対に勝ちたい」という思いで臨んだこの試合に勝利したにもかかわらず、安心はしていない。「終了のホイッスルが鳴った段階で、次に勝たないと…という声が出た。だから次も強い気持ちで戦っていけると思う」と森川選手が明かしたように「好調の波に乗った」と心の底から言うためにも、更に気持ちを引き締めた。上位チームに引き分けと負けが重なり、上位との勝ち点差を縮めたというポイントでも、この勝利は「貴重な勝ち点3をもたらした」と言えるだろう。

一方、これで第5節以降、11試合勝ちなしの横浜FC。修正点を挙げた上で「勝利の女神を呼び込めるように信じて前に進むしかない」と佐藤選手が語るように、何かを大きく変えるためには「勝利」こそがいちばんなのだろう。「がむしゃらに勝利へ対する気持ちをもっと前面に出すことが必要」とした足達監督、更に内容については「手ごたえを感じ始めた部分もある」と前を向いた。下を向かずに1試合でも早く「勝利の女神」をよびこみたい。まだまだ長いシーズンは続くのだから…。


以上

2005.06.12 Reported by 日々野真理
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