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【プレシーズンマッチを観に行こう!】注目の来日クラブ紹介-レアル・マドリード編-(05.06.16)

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レアル・マドリード 基本情報

■チーム名:Real Madrid Club de Futbol
■創設年:1902年
■ホームスタジアム:サンティアゴ・ベルナベウ (設立年1947年 / 80,000人収容)
■2004/05シーズン
  ・リーガ:2位勝ち点80 25勝8敗5分け 得点71 失点32
  ・国王杯:ベスト16敗退
  ・CL:ベスト16敗退
■ホームページURL:http://www.realmadrid.com

主な獲得タイトル(獲得タイトル、獲得年)


◎獲得タイトル:69回
◎国内タイトル:54回
■リーガ29回
31/32,32/33,53/54,54/55,56/57,57/58,60/61〜64/65,66/67〜68/69,71/72,74/75,75/76,77/78〜79/80, 85/86〜89/90,94/95,96/97,2000/01,02/03
■国王杯17回
1905〜08、17,34,36,46,47、62,70,74,75,80,82,89,93
■スペインスーパ−カップ7回
1988〜90,93,97,2001,03
■リーガ杯1回
84/85
◎国際タイトル:15回
■ヨーロッパカップ(CL、チャンピオンズカップ)9回
1956〜60,66,98,2000,02
■UEFAカップ2回
1985,86
■ヨーロッパスーパーカップ1回
2002
■インターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)3回
1960,98,2002

注目の選手 と そのプレーの見所

■ラウール(FWスペイン代表キャプテン)
「フェラーリも只のファミリーカーに成り下がった。」とフランス紙に酷評されるほど一時期の調子を取り戻せずにいる悩めるキャプテン。GKをあざ笑うバセリーナ(ループシュート)が得意でゴール後の指輪へのキスのパフォーマンスでも有名。

■ジダン(MF元フランス代表)
見るものを心酔させるマルセイユ・ルーレットに代表される華麗なステップ、ボールタッチはダンスを踊っていると描写されるほど。ペレ、マラドーナ等世界が認める選手がその実力を認めている世界最高のMF。

■ベッカム(MFイングランド代表キャプテン)
色眼鏡抜きで見ればFK、クロスはもちろん基本のしっかりとした運動量豊富な選手。「ユニホームを売る為だけのろくでもない選手だと思っていたがその考えは間違いだった。」と監督が素直に謝罪するほど。

■カシージャス(GKスペイン代表)
アジア遠征が行えるのも聖イケルと崇められるカシージャスの神がかりセーブがあってこそ。ハイボールの処理が欠点といわれるが1対1、ボールへの反応速度は既に世界1とも言われている。

■ミッチェル・サルガド(DFスペイン代表)
労を惜しまずに右サイドを駆け上がる今ではマドリードではもちろんスペイン代表でも無くてはならない存在。本職はDFだがなぜかペナルティエリアの中でボールをもらい大事なゴールを決めることもしばしば。

■監督 ルシェンブルゴ(ブラジル)
チームの為になるのであればスター選手をベンチに置くことに一切のためらいを持たない確固とした信念を持った監督。

レアルマドリードのサッカーの特徴

■攻撃
ロナウド、ジダンに代表されるように試合を一瞬で決められるタレントが揃っているため個々の能力、イマジネーションに頼ったプレーが多い。イメージがシンクロした時の破壊力、美しさは他クラブの追随を許さない。

■守備
堅固のイメージから程遠いが04/05シーズンは32失点とバルセロナに次ぎ2番目に少ない数字。だがこの数字はカシージャスの神がかりセーブに頼るところが多きい。またマケレレの退団後抱えていた中盤の守備の問題はグラヴェセンが埋める事に成功。グラヴェセンへの信頼は厚く、両サイドバックはしっかりとカバーしてくれるので安心して攻撃に移れると守備より攻撃に目を輝かせるほど。

現地での人気度、ファン層

スタジアム、練習場にスペイン人はもちろん日本人等の観光客の姿が無い日は無いほどで、その人気は国内に留まらず世界的なもの。そのためスタジアムでは他のスタジアムのような熱気を感じる事が出来ない。またビッグクラブ、歴史的背景からスペイン北部では比較的人気が無くアンチマドリディスタと書かれたマフラーが普通に販売されるほど。

コラム  「覇権奪還へ向けて」

ラウール、ジダン、ロナウド、ベッカム等世界の一流選手を有しサッカーを知らない人でも聞き覚えがあるほど今更詳しい説明を必要としない世界的人気を誇るレアル・マドリード、だがその名声とは裏腹にくしくもアジアツアーを実行した2年前からクラブは1つもタイトルを獲得できていない。

試合を決定付ける爆発的な突破力を持つロナウド、ダンス(ziDANCE)を踊っていると描写されるプレーでサッカーを芸術に変えるジダン、色眼鏡で見られがちだが豊富な運動量とFKが武器のベッカム、昨季14試合完封とまさに守護神という神がかりセーブを連発するカシージャスの他にもラウール、ロベルト・カルロス等各国の代表選手を揃えファンを魅了してきたレアル・マドリード。

だが、白い巨人は足元をすくわれる。攻守のバランスが取れてないメンバー編成、そしてスポットライトを独り占めしてきた選手達は主役になれる個人プレーを好み、地味ではあるがチームに強さ、深みを持たせる組織プレーに身を費やすことが無い為、マドリードは選手の輝き次第で時にガラクティコ(銀河系選抜)、時に見るも無残な凡庸なチームに変わる浮きしずみの激しいチームだった。昨季その体質を変えるためマドリードを知るカマーチョが就任したが、選手と衝突しわずか3節で辞任。その後選手のイエスマンであるガルシア・リモンが後を継ぐが事態は好転せず、黄金時代は終わったと囁かれるほどチームは低迷を続ける。

しかし、冬の移籍市場で弱点であった中盤の守備選手にグラヴェセンを獲得し、ブラジル代表を率いた名将ルシェンブルゴが監督に就任すると、リーグで7連勝を2度記録するなどチームは失った輝きを徐々に取り戻す。だが、王者の証であるタイトルを取ることは出来なかった。結果は2年連続ノンタイトル、だからこそマドリードの新シーズンに対する意気込みは大きく、ルシェンブルゴは「1,2つのタイトルで満足してはいけない。マドリードは3冠を取らなければならない。」と3冠を宣言し、キャプテンラウールも「来季は取れる試合全部勝ちに行く。もちろん日本での試合も叩き潰すつもりで行く。」と話している。またジダンも04/05シーズンをイメージしたプレーが出来なかった最悪のシーズンと認め、引退が噂される新シーズンにもう一度本当のジダンを見せると意気込んでいる。

新生マドリードの第一歩が今回の世界遠征。確かにコンディションを整えるだけであればアジア、アメリカに遠征する必要など無い。ではツアーをやる意味はどこにあるのだろうか。もちろん財源を潤わせる臨時収入がクラブにとって魅力であることは間違いない。だが彼等がそれよりも大事に考えているのは他国のマドリードサポ−ターがその目、その肌で直にマドリードを感じ、よりチームを身近に感じてくれることだ。

「正直、遠征はコンディション調整をする上で厳しいものではあるのは間違いない。だけど自分達はスペインだけでなく全世界にいるサポーターが自分達のプレーを見て喜んでくれることを望んでいる。だからどの試合も全力を尽くすだけ。」とそれがビッグクラブの義務とカシージャスは強がりでも偽りでもなく素直な気持ちで心境を自然に答えている。

前スペイン代表監督イニャキ・サエスも「監督としては選手に負担がかかる海外遠征は望ましいことではない。だが、日本にはそれを苦とも感じさせない素晴らしいサポーター達が待ってくれている。普段世界一流のプレーが見たくても見られない彼等の為にもこのような試みはとても素晴らしいものだと思う。」と海外遠征を評価している。

また、スペイン人がこの遠征で楽しみにしている事がある。昨年驚きをくれた和製ロナウド森本の成長、そして新加入選手のお披露目だ。今年も既にロビーニョ、ジェラード等の一流選手の名が恒例のごとく紙面を飾り話題を提供してくれている。さてマドリードが来日時にはどのようなスター選手が名を連ねているのか、そして覇権奪回に燃えるチームがどのようなプレーを見せるのか今から楽しみである。

以上

Reported by 山本孔一

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