6月18日(土)23:00キックオフ(日本時間)/オランダ・ケルクラーデ(TBS系列 10:58〜25:00)
日本代表 vs オーストラリア代表
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ベナン戦翌日、試合に出場しなかったメンバー(前田、伊野波、吉弘、本田、船谷、松井、山本)に苔口を加えた合計8人のみがグラウンドでの練習に臨み、 他のメンバーは宿舎内のジャグジーなどでリカバリーを行った。
ボール回しのあと、3対3で一人ずつをくさび役に置くミニゲーム。その後は通常通りの3対3でゴールを目指すミニゲームを行い、約90分間汗を流し練習を終えた。
前日、ベナン戦でも今ひとつ力を発揮しきれなかったのがボランチの梶山(F東京)。誰が入ってもボールは収まらず、苦労するこのポジションの難しさをあらためて実感させられた。しかし、そうも言っていられない。次戦オーストラリア戦は引き分け狙いの戦いなどという器用なことは考えないほうがいい。勝ちにいかねばならないのだ。
ここまでの状況を整理すると、グループA順位表は、
1位:オランダ/勝ち点6/得失点差+4
2位:ベナン /勝ち点2/得失点差0
3位:日 本/勝ち点1/得失点差-1
4位:オーストラリア/勝ち点1/得失点差-3
次戦でベナンがオランダに2点差以上で負け、日本がオーストラリアに引き分ければ勝ち点2でも得失点差で2位通過が可能になる。ただ、同じ勝ち点2でも3位になると、他グループで既に3位で勝ち点3を挙げているチームがグループB、C、D、Fと4つあるため、決勝トーナメント進出の望みはなくなる。
確実に決勝トーナメントに進出するため、勝利を目指して中盤を組み替えるとしたら…。
まず筆頭で候補に挙がるのが梶山に変えて本田(名古屋)。第1戦の形の4-4-2で臨むのが順当だろう。
その次に考えられるのが好調・水野(千葉)を右サイドで先発させ、兵藤(早稲田大)をボランチに下げた4-4-2。1戦目の前、新潟合宿などで常に試していた形だ。ただ、水野の途中交代はこれまで結果を出しているため、そのままでいくことが濃厚。考えられるこの2パターンのうち前者が現実的な修正だろう。
そうなると、いやがおうにも注目が集まるのが本田。
「チームとして戦わないと。ぼくらサブもひとつになっていかないと」
彼はこの日の練習後、そんな殊勝なコメントを残している。
つい半年前までは高校選手権を戦っていた本田。高校選手権直後にチームへ合流して1月のカタール遠征で中心選手として名乗りを上げて以来、このチームに対しての責任を感じながらプレーしてきたようだった。しかし、5月のJリーグ大分戦での負傷以降はいまひとつ波に乗れず、ワールドユースが始まってからも初戦のオランダ戦ではベストのプレーを見せたとは言えない。攻撃を急ぐあまり、ショートパスをミスする。ディフェンスに追われても、持ち味の体の強さを発揮できない。オランダの速く強いプレスの前になす術がなく、途中交代を余儀なくされた。
ベンチ観戦となった第2戦目のベナン戦。「アップのしすぎで疲れた。出場はなさそうだってわかってたけど」。90分間、ただベンチで見ているだけではいられなかった。
「もっとボールを大切にしないと。ここで得たものを日々の戦いに持ち帰るために、何をすべきか考えないと」と常に先を見据えて、現在地を確認する。
「現地入りしてから、コンディションはずっといい。体はキレている」。新潟合宿でウエイトコントロールをしてからひとまわり締まった印象さえある。今年最初の海外遠征で彗星の如く現れた彼が、勝負どころできらめきを見せてくれるに違いない。
オーストラリア戦を前に選手たちは決意を新たにしている。
「まあ、ここからですよ」(本田)
勝たねばならない土壇場で何を見せてくれるのか、非常に楽しみな試合になりそうだ。
以上
2005.06.17 Reported by 了戒美子
J’s GOALニュース
一覧へ【FIFAワールドユース選手権オランダ 練習レポート】6月16日:試合翌日の練習はサブ組中心の練習。オーストラリア戦を前に新たな決意。(05.06.17)















