6月18日(土)J2 第17節 仙台 vs 水戸(19:00KICK OFF/仙台)
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開幕から試行錯誤を繰り返し、幾度かあった浮上のチャンスをなかなか掴めなかった仙台だが、ここにきて今季初の3連勝なるか、という局面を迎えている。
チーム全体のバイオリズムは、確実に上向きと言えるだろう。15節札幌戦は大勝(4-0)、続く16節横浜FC戦も、アウェーで先制されるという今季の仙台としては「勝率0%」のシチュエーションを乗り越えて、今季初の逆転勝利を飾った。特に横浜FC戦では、ロングボール主体の相手ペースにゲームが染まりかけていることにも動じず、もう一度自分たちの流れを取り戻した上での逆転という「大人の試合運び」。チームの成熟をうかがわせる戦い方だった。
今節が近づくにあたり仙台が直面した不安は、チームの調子というより、それを構成する選手個々のフィットネスの問題だった。センターバック富澤が水曜日のトレーニング中に他の選手と交錯して負傷。そのまま引き上げていく彼の姿に、チーム関係者及びサポーターの双方が、一時は沈痛なムードに包まれた。
富澤は、翌木曜日に行なわれた仙台スタジアムでの夜間練習も、ピッチの外でのウォーキングに費やすなど別メニュー。さすがに出場は厳しいか…と思われた。しかし富澤の負傷は深刻なものではないとの診断があり、都並監督も「本番(18日の水戸戦)は大丈夫」と、木曜日の練習後に語っている。これで仙台はメンバー構成においても、好調を持続している連勝時そのままの体制で、水戸戦に臨むことができる。
そんな仙台に挑む水戸にとって、光明はやはりデルリスの戦線復帰ということになるだろう。退場処分によって彼が出場停止だった水戸は前節、1トップにルーキーFW岩舘を起用(前節に限らず13節の徳島戦以降、デルリスがスタメンから外れた時は、この岩舘がスタメンで起用されていることからも、前田監督期待の選手であることは確か)していたが、やはり最終ラインからゴール前までのエリアにおいて、デルリスに勝る脅威をもたらすことはできなかった。
そのデルリスもまた、7節以降ノーゴールが続いているのだが、それでも動き出しの上手さと、苦しい体勢や距離からでもゴールを狙ってくる積極性は、どうしてもチャンスの数自体が限られる水戸にとって必要なものである。
もっとも、仙台としては、デルリスの他にもう一つ、水戸の攻撃において脅威となるポイントを見出している。それは時折見せる、両サイドバックをグッと高い位置に挙げた攻撃。思えば前回の対決(11節)でも、ワンツーを受け、不意にゴール正面へ入ってきた右サイドバックの須田に、一時は逆転ゴールとなったミドルシュートを打ち込まれている。
こうした攻撃に対し、仙台はサイドバックとサイドハーフが上手く連係して守り、早いうちに相手を捕まえる動きを盛んに確認していた。
仙台としては初の3連勝を賭けた大事なホームゲーム。前回対決の反省も踏まえて、万全の準備・体制で、水戸を迎え撃つ。
最後に、この木曜日の非公開練習は、今季仙台スタジアムで初のナイトマッチに合わせ、キックオフ時間の19時を挟んで行なわれたのだが、スタンドで取材していた私たちは、昼とは打って変わった肌寒さに襲われてしまった。
水戸から来仙するサポーターはもちろん、地元仙台のサポーターも、来場時は厚手の防寒着を持参することをお勧めする。
以上
2005.06.17 Reported by 佐々木聡
J’s GOALニュース
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