7月9日（土） 2005 J1リーグ戦 第15節
千葉 3 - 2 新潟　（18:34／市原／6,681人）
得点者：'40 エジミウソン（新潟）、'53 佐藤勇人（千葉）、'59 上野優作（新潟）、'61 巻誠一郎（千葉）、'86 要田勇一（千葉）
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○要田勇一選手（千葉）：
「（決勝ゴールは）うまく巻がボールに突っ込んでくれて、ＧＫが弾いたボールをヘディングシュートだったが、ちょっとジャンプするのが早かった。それで、シュートが浮いてしまったので『（ゴールマウスに）入れ、入れ』と思いながら見ていた。今シーズンはなかなか試合に出られなくて、やっと試合に出ることができた。チャンスが来たらやってやろうと思っていたので、結果を出せてよかった。自分の持ち味は泥臭いプレーなので、今日のように雨が降ってスリッピーなピッチのほうが相性がいい」

○巻誠一郎選手（千葉）：
「自分の得点というよりも、まずはチームの勝利に貢献できるようなプレーをしようと思ってやってきたが、これまで決定的な場面のシュートを外して、結果的に勝ち点を失ってきた。でも、今日のゴールは自分のいいところが出たと思う。オシム監督にはボールに対してニアサイドに入って味方を生かすように潰れ役になったり、シュートを狙うように言われている。要田さんのゴールシーンも自分としてはもちろんゴールを狙うつもりで滑り込んだけど、結果的に相手選手が2人ぐらい自分のほうにつられてくれたのでよかった。今日は相手が引いて真ん中をしっかり固めてきたので、サイドを多く使って攻めるようにしたが、その形で点を取ることができた」

○佐藤勇人選手（千葉）：
「（自分の得点シーンでは）自分が監督の指示で3バックのうちのひとりのように下がっていたので、自分が点を取ることはないかなと思っていたときだった。それでも、ここだというチャンスがあったら前に出ようと思っていて、あの場面は自分でも本当にいいタイミングで前に飛び出せたと思う。あのときはまだ同点だったけど、自分の気持ちとしてはもう逆転したようなうれしさだった。これまでの2試合はサポーターに応援してもらいながらもなかなか点が取れず、ふがいなかった。ホームゲームで勝てて本当によかった」

○坂本將貴選手（千葉）：
「結果的に勝てたけれど、失点の仕方が悪かった。相手選手がひとりなのに2人で競りに行ってしまったところもあったし、相手のミドルシュートに対してプレスがきちんとかけられていないところがあった。オシム監督はリーグ戦再開前のような3−5−2システムではなく、リスクはあるけれども、今までよりも攻撃的なシステムに取り組ませている。ただ、自分たちがそれをこなしきれていないところもあって、前半はうまくチャンスが作れていないところがあった」

○阿部勇樹選手（千葉）：
「これまでチャンスに決められず、勝ち点を失ってきた。勝ち点3を取るのが遅かったと思う。でも、試合の最後のほうは冷や冷やしたが、勝ててよかった。ホッとしている。次も勝って連勝したい」


○エジミウソン選手（新潟）：
「うちが決めなければいけないチャンスで決められなかったのが敗因だと思う。勝たなければいけない試合だった。前半を1-0で終われたのはよかったのだが、後半に入って早い時間に同点にされた。その後は2-1でリードしている時間帯もあっただけに、そこでの戦い方がうまくいかなかった。そういう点を直すように、自分たちは一生懸命練習していかないといけない」

○岡山哲也選手（新潟）：
「前半はお互いにスローな流れで試合に入ったと思う。うちが先制点を取って、前半はいい形で終わったが、後半に入ると千葉が前半よりも動くようになって、ボールを回されるようになってしまった。せっかく2点目をセットプレーから取ることができたのに、すぐに失点してしまった。点を取ったあとの集中力が大事。個人的には、反町監督から前を向いて仕掛けるように言われていたが、自分がボールに触れる場面が少なく、最悪だったと思う」

○野澤洋輔選手（新潟）：
「うちは千葉の攻守の速い切り替えについていけなかった。個人的にはそういった切り替えの部分について、千葉から勉強したと感じている」

以上