8月6日(土)J2 第25節 徳島 vs 湘南(19:00KICK OFF/鳴門)
-リアルタイム速報はこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
「波に乗り切れない」というのが今の両チームの現状だろう。ともに、混戦の順位争いには食らいついているものの、上位に割って入るまでにはなかなか至らない。
徳島は、第2クール終盤の21節から4試合連続のドロー。先制を許しながら粘りを見せて追い付いた試合もあったが、内容的にはどの試合も悪くなかっただけに、勝ち切れなかったというのが正直なところだろう。対する湘南は、前節こそ草津を1-0と下したとは言え、その節ごとにチームのパフォーマンスにムラがあり、安定し切らないという印象は拭えない。
しかし、リーグはまだ折り返し地点を過ぎたばかり。どちらのチームも上位浮上はまだまだ可能だ。そのためにはまず今節のこの一戦に勝利し、チームが波に乗ることこそ重要となる。まさに、どちらにとっても負けられない、いや、「勝ち点3」が至上命令とも言うべき試合と言えよう。
この一戦の見所はズバリ、『徳島の守備と湘南の攻撃』。ただし、互いに充実した状態での対決という意味ではなく、どちらが抱える課題を解決するかが焦点となる。
徳島の守備は、ここ数試合、開始早々と終了間際というサッカーで言うところの『注意すべき時間帯』での失点が目につく。前節の水戸戦では幸先よく先制しながらも後半1分に同点ゴールを許し、さらに悪い例を挙げれば、21節の仙台戦においては後半ロスタイムの失点で引き分けに持ち込まれている。
そして、その悪いクセとも言うべき失点の傾向は、実は最近だけに限ったものではない。これまでも何度か繰り返されてきたシーンであり、その度にチームの課題として浮き彫りとなってきた。だからこそ、田中監督をはじめ選手たちもそのことを十分に認識し、チームは日頃のトレーニングから「集中力の持続」を強く意識してプレーしている。また、試合前はもちろんハーフタイムも、キャプテン谷池を中心として常に選手間で確認し合っているのも事実だ。だが、残念ながらまだその解決には至っていない。
逆に湘南は、攻撃における決定力の甘さが安定した結果を遠ざけていると言えよう。好調を維持するFW柿本を基点に、運動量豊富なMF加藤らが絡むフィニッシュまでの流れは決して悪くないにもかかわらず、あと一歩の決定力がどうしても高められない。
0-2で敗戦を喫した23節の福岡戦も、シュート数こそ6本と多くはないが、その中には決定的と言えるシーンもあり決して勝機がなかったわけではない。また、スコアレスドローに終わった22節の横浜FC戦では、13本のシュートを打ちながら横浜FCのゴールネットを揺らすことは出来なかった・・。紙一重の戦いの中で、勝利を続けるには厳しい状況にあることは否めない。
このように、どちらもそれぞれ抱える課題があり、それによって思うような結果が得られていないのが実状だ。とは言え、両チームともこのままリーグ戦の戦いを進めていくわけには行かない。一刻も早くその課題を解決しなければ上位への道は開かれてこないのだから。
今節は、両チームが自らの課題をしっかりと意識しながらプレーを進める一戦になることが大いに予想される。そして、お互いが如何にして課題を解決するかも非常に興味深い。それを解決したチームこそがきっと勝利を得ることになるだろう。
上位浮上の波を掴むのは果たして徳島か、湘南か・・。
以上
2005.08.04 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第25節 徳島 vs 湘南 プレビュー】見所はズバリ、『徳島の守備と湘南の攻撃』。上位浮上の波を掴むのは果たして・・。(05.08.06)















