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【東アジア選手権大会2005 日本代表 vs 韓国代表 レポート】ホーム・韓国に押し込まれながらも、中澤の一撃で大会初勝利を挙げた日本。2位で大会を終了。(05.08.08)

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●8月7日(日)20:00キックオフ/韓国・大邱ワールドカップ競技場
東アジアサッカー選手権大会2005 決勝大会 第3戦
日本代表 1-0 韓国代表
【得点者】86' 中澤佑二
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 東アジアサッカー選手権大会2005の最終戦、日本代表は42,753人の観衆を集めた大邱ワールドカップ競技場で韓国代表を下し、大会初勝利を収めるとともに有終の美を飾った。

 日本のスタメンは中国戦のメンバーから、負傷の田中達也に代わって玉田圭司が、GKには過去2戦で出場機会のなかった土肥洋一が名を連ねた。キックオフ時点で日本は4位(勝ち点1)、韓国は3位(同2)。韓国は日本に3点差以上を付けて勝てば優勝の可能性もあり、立ち上がりから積極的な攻めを見せる。ただし、それは日本も織り込み済みだった。「韓国が攻めてくるのは分かっていた」と話したキャプテン坪井慶介を中心に冷静に対処、昨年11月のシンガポール戦以来の出場となる土肥も好セーブを連発する。10分、イ・チョンスが放った左足のミドルシュートを横っ飛びで防ぐと、17分にはユ・ギョンリョルのヘディングを危なげなくキャッチ。「最初のシュートが手の届くところに来て、いい感じでリズムがつかめた」と振り返った守護神の活躍で序盤の猛攻を乗り切った。

 反撃に転じたい日本だが、前線の玉田、巻誠一郎のところでボールが収まらず、なかなか攻撃の形を作ることができない。プレッシャーを避けるために玉田が下がってボールをもらえば、おのずと巻との距離は開く。前線にボールが入っても孤立してしまい、中国戦のときのように、両サイドの攻め上がりをうながすこともできなかった。攻め手のない日本は守備陣の踏ん張りと韓国の拙攻に助けられ、前半を0対0で折り返した。

 後半開始直後、それまで目立った動きのなかった駒野が、遠目からシュート性のクロスを入れる。52分には韓国のキム・ドヒョンが強烈なミドルシュートを見舞うと、57分にはイ・ドングクがゴール正面で胸トラップから反転、シュートを放つ。
 流れは韓国に傾きかけたが、ひとつの交代で風向きは再び日本へ。60分、競り合いで負傷した坪井に代わり、中澤佑ニがピッチに送り込まれた。初戦のミスを返上とばかりに、1対1、空中戦に強さを発揮した中澤の活躍で守備に安定がもたらされた。

 65分、67分と日本がサイドからチャンスを作り、いよいよゴールへの匂いが漂ってくると、86分に歓喜の瞬間が訪れた。小笠原満男のCKを中澤が左足のアウトサイドで合わせ、終了直前に先制する。日本はその後、球際でしぶとく食らいつき、ゴール前では体を張った守備で韓国の攻めをシャットアウト。1点を守り切り、ロスタイム3分を過ぎたところでタイムアップの笛を聞いた。
 結果、日本(男子のみの成績)は追い上げを見せ2位に浮上。1位は1勝2分けの中国、3位に北朝鮮が入り、開催国の韓国は最下位に沈んだ。

 日本はシュート数5対18と圧倒的に攻め込まれたものの、韓国の精度を欠いた攻めにリズムを同調させず、得意のセットプレーで引導を渡した。ゴールを生んだのは小笠原、中澤と初戦で決定的なミスを犯したふたりの選手だった。さらに、守備では「国同士、プライドをかけてやっているので、気持ちで負けないようにした」と語った茶野や、久しぶりの出場となった土肥の気迫あふれるセーブで無失点に抑えた。危機感の欠如を露呈し、敗れた北朝鮮戦の反省を十分に踏まえ、気持ちを入れ直して最終戦に帳尻を合わせたのは、チームとして底力のある証拠といえるだろう。

 まさかの北朝鮮戦、新戦力が可能性を見せた中国戦を経て、難敵に競り勝った韓国戦。海外組を招集せず、テスト色の強かった東アジア選手権はわずか3試合で日本のさまざまな側面を見せてくれた。その意味では大いなる収穫があった大会といえるのではないだろうか。


以上

2005.08.08 Reported by スポマガWORLD SOCCER編集部
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