8月13日(土) 2005 J2リーグ戦 第26節
京都 2 - 0 徳島 (19:05/西京極/6,771人)
得点者:'62 リカルド(京都)、'63 中払大介(京都)
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ホームでの勝利を目指す京都と前節の勢いをぶつけて金星を狙う徳島との戦いは京都の横綱相撲といった様相で徳島を退けた。京都はフォワードに松田、中払を置いて松田のターゲットと中払が広範囲にフォローをする。徳島は小林と羽地の高さのある2トップで京都に挑む。
試合は序盤から京都がペースを握る。両チームとも守備の意識の高さを見せ、徳島はサイドにボールを運んでもそこからの突破がなかなか見つけられない。逆に京都はサイドで起点を作り攻撃の形を作る。4バックの京都は3バックの徳島の両サイドで数的優位を作ると、鈴木和、三上と自由にボールを運べる状況を作り出し、ポゼッションサッカーを展開する。そんな中、特に精力的な動きを見せたのが京都の中払。ボランチとフォワードの間に位置した中払は徳島がサイドに散らしたボールを執拗に追い掛け回してコースを限定させ、攻撃に移るとつなぎ役、そして、ゴール前と無尽蔵の動きでチームを引っ張った。その動きは戦術的な役割以上にキャプテンとして自ら戦う姿勢をチームに、そして、サポーターに伝えているかの様にも見える動きだった。
徳島は攻撃が単調になり、目立ったチャンスも、34分に羽地が頭一つ抜け出して狙ったヘディングシュートくらいであった。しかし、ディフェンスラインでは粘りのあるところを見せて京都の攻撃を無得点で前半を終了させた。後半、先に動いたのは京都。松田に代えて田原を投入し攻撃をリフレッシュさせ徳島ゴールに迫る。そして、交代してすぐの62分、この試合豊富な運動量で一人気を吐いていた中払が徳島ゴール前で倒されてPK。これをリカルドが決めて京都は待望の先制点を得る。
この失点に徳島の集中が切れたのか、1分後に京都の速攻を許し、田原のドリブルから、左の美尾へ。美尾が放ったシュートがポストにあたり、その流れたボールを中払が確実に徳島ゴールへ蹴りこみ2点目をあげる。立て続けの失点を受け徳島は小林を下げ冨士を投入し片岡を上げて攻撃を仕切り直す。が、京都の勢いは止まらずに鈴木和から田原が頭で徳島ゴールを脅かすなど徳島を圧倒する。しかし、徳島も意地を見せて80分辺りには何度も京都ゴールに迫るものの得点に至らない。
京都は80分に中払を下げ、コンディションを上げている小原を投入、そして、その小原も、星のパスを受けシュートまで持ち込むなど切れのいい動きを見せた。そして、試合終了。京都が終始徳島を圧倒しホーム2試合ぶりの勝利をサポーターに献上した。試合後「一枚も二枚も京都が上だった」と田中監督も脱帽する戦いを見せた京都。この強さを次節の福岡戦でも見せられるか注目だろう。
以上
2005.08.14 Reported by 武田賢宗
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