9月3日(土) 2005 J1リーグ戦 第22節
柏 4 - 2 F東京 (19:00/柏の葉/13,085人)
得点者:'1 サササルセード(F東京)、'14 レイナウド(柏)、'26 レイナウド(柏)、'45 玉田圭司(柏)、'55 玉田圭司(柏)、'74 阿部吉朗(F東京)
----------
「先制点が取れれば自分たちのサッカーができる。勝つために先制点を取ることが第一」これは前節、磐田相手に先制された後、同点ゴールを決めたF東京のMF栗澤のコメントだったが、F東京はこの日の柏戦、開始1分で先制ゴールを獲得した。直接FKをFWササ サルセードが叩き込んだ得点は、まさに狙いどおりの展開だったといえる。
リーグ・ワーストのゴール数という不名誉な記録を持つ柏にとっては、少なくとも2点を取らなければ勝てないという事実に、敗色濃厚かと思われた。しかしここ2試合、先制しつつ同点に追いつかれていた柏は「何とか2点を取って勝とう」(早野監督)という狙いをもって、この1週間の練習を重ねてきた。そのためか早めの失点を受けながらもチームにそれほどの動揺は見られなかった。そして14分、DF小林亮とクレーベルが右サイド深くに侵入し、混戦からスローインを得る。小林亮は機を見て前線に飛び出していたMF明神に素早く展開。明神がヘッドでついだボールは中央のFWレイナウドに渡り、F東京の虚を衝く同点弾が生まれた。勢いづく柏。
さらに26分、左サイド際で粘った矢野がルーズボールを残し、これをDF薩川がFW玉田につなぐ。玉田からのパスを受けたMF大谷は前線のレイナウドにパス。1トラップで前を向いたレイナウドが逆転ゴールを突き刺した。「ゴールは自分だけの力ではない。みんなの力の結晶で、今日はたまたま僕のゴールになっただけ。柏はみんなで頑張るチーム。連携が深まれば、さらに互いの良さを引き出していけるはず」と謙虚なヒーローインタビューに終始したレイナウドだったが、今後のますますの活躍が期待できそうだ。
早い段階で逆転に成功した柏は猛反撃を仕掛けるF東京を前に、DF陣が身体を張って対応し、1点のリードのまま、前半を終了。ハーフタイムには早野監督から、「後半もどんどん点を取りに行こう。3点目を狙え」、「玉田にどんどんボールを入れていけ」とハッパをかけられた。そして後半開始からわずか45秒、エース玉田のゴールで狙い通りの追加点を獲得する。
この日、玉田は100試合出場の記念すべき1日だったが、自らを祝うように痛快な3点目を決めると、10分後にもクレーベルのシュートから生まれたこぼれ球を押し込み、F東京に止めをさした。「(ゴールを)決められる予感はあったし、どうしても取りたかった」と笑顔を見せたエースは、この日の2ゴールで気持ちよく日本代表のキャンプに合流し、7日のホンジュラス戦へと臨めそうだ。
「2トップがそれぞれ2ゴールを上げて勝つ試合は、今シーズンに入って初めて。チームにとって勢いになると思う」と早野監督も語っているように、柏にとっては意味ある勝利となりそうだ。
新戦力を加え、一度は混乱に陥ったチームが再びまとまり始めた。このまま柏は上昇ムードに乗っていけるのか。まずは次節の名古屋(9位)戦で真価が問われることになるだろう。
以上
2005.09.03 Reported by 平山佳代
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第22節 柏 vs F東京 レポート】レイナウド&玉田がそれぞれ2ゴール。自らの100試合出場を祝ったエース玉田の活躍でF東京を下す(05.09.04)















